版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
くわしすぎる教育勅語 高橋 陽一(著) - 太郎次郎社エディタス
.
詳細画像 0 詳細画像 1

くわしすぎる教育勅語

四六判
縦188mm 横128mm 厚さ22mm
重さ 330g
272ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-8118-0832-1
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年2月15日
書店発売日
登録日
2019年1月18日
最終更新日
2019年2月15日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

近代日本に強烈な求心力と滅びへの道をもたらした教育勅語。
1890年のエリートたちがつくりだした「名文」には、何が書かれているのか。315字の一字一句の意味と文章の構造をあきらかにし、その来歴と遺産までを語り尽くす。ありそうでなかった、上げも下げもしない教育勅語入門。

目次

くわしすぎる教育勅語 もくじ

第一部 [精読] 一字一句をつまびらかに

第一文 朕惟フニ、我カ皇祖────「朕」と「我」はどう違う?
第二文 我カ臣民、克ク忠ニ────つくられた伝統が「教育の淵源」に
第三文 爾臣民、父母ニ孝ニ────徳目はすべて「皇運」のために
第四文 是ノ如キハ、独リ朕カ───「忠」と「孝」をまとめあげる
第五文 斯ノ道ハ、実ニ我カ────全世界が戴く勅語の真理
第六文 朕爾臣民ト倶ニ──────朕の希望をすすんで体せよ


第二部 [始末] 来しかたとゆく末

第1節 起草者それぞれの思惑
第2節 徳目はどこから来たか
第3節 「君主の著作」の法的地位
第4節 モノとしての教育勅語──原本と謄本
第5節 物神となった謄本と「御真影」──学校儀式と不敬事件
第6節 教育勅語と学問の自由
第7節 揺れる教育勅語解釈
第8節 失効後に残ったもの


第三部 [考究] これまでにわかっていること

文献案内

資料(抄録)
学制布告書/軍人勅諭/帝国憲法告文・憲法勅語・公布文/徳教ニ関スル勅諭ノ議ほか/明治二三年文部省訓令第八号/小学校祝日大祭日儀式規定/戊申詔書/国民精神作興ニ関スル詔書/青少年学徒ニ賜ハリタル勅語/聖訓ノ述義ニ関スル協議会報告/勅語及詔書の取扱について/日本国憲法/教育基本法(1947)/教育勅語等排除に関する決議/教育勅語等の失効確認に関する決議/教育勅語等の取扱について/期待される人間像(草案)/教育基本法(2006)/特別の教科 道徳──中学校指導要領/教育勅語の根本理念に関する質問書・答弁書

著者プロフィール

高橋 陽一  (タカハシ ヨウイチ)  (

1963年生まれ。武蔵野美術大学教授、教育史学会、日本教育史学会理事(2019現在)。専攻は日本教育史(国学・宗教教育)。著書に『新しい教育通義』、『美術と福祉とワークショップ』(武蔵野美術大学出版局)、『共通教化と教育勅語』(東京大学出版会)など。共著に『道徳科教育講義』(武蔵野美術大学出版局)、『戦時下学問の統制と動員』(東京大学出版会)、『教育勅語の何が問題か』(教育史学会編、岩波ブックレット)、『徹底検証 教育勅語と日本社会』(岩波書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。