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死に逝くひとへの化粧 小林 照子(著) - 太郎次郎社エディタス
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死に逝くひとへの化粧 (シニユクヒトヘノケショウ) エンゼルメイク誕生物語 (エンゼルメイクタンジョウモノガタリ)

スポーツ・健康
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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ17mm
重さ 277g
224ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-8118-0758-4   COPY
ISBN 13
9784811807584   COPY
ISBN 10h
4-8118-0758-8   COPY
ISBN 10
4811807588   COPY
出版者記号
8118   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年2月
書店発売日
登録日
2013年1月24日
最終更新日
2014年8月27日
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紹介

家族が亡くなったとき、まだ温もりのある顔に手を触れて、元気だったころの面影を蘇らせる。「死化粧」は、その看取りの時間と、遺された者の心を豊かにする。エンゼルメイクの創始者が綴る、最後のドラマの数々と、ケアとしてのメイクの力!

目次

生と死をつなぐもの──はじめに
1章 メイクは「生」とも「死」ともかかわる
 肉親の死で感じたこと
  幼少期の経験
  おばあさんが教えてくれた温冷ケア
  生者と同じ化粧
 死化粧のリハーサル?
  演劇のメイクをやりたくて
  死者の群れ
 「触れる」ことの意味
  触れると癒される

2章 「死に逝くひと」との長い交わり
 親しいひとへの死化粧
  感嘆の声
  死者から教わる
 賑やかな見送りの場
  死は厳粛、かつ幸福をもたらすもの

3章 看護師さんたちが待ち望んでいたエンゼルメイク
 エンゼルメイク研究会前史
  熱意のひと、来たる
  多くの看護師が抱く違和感
 エンゼルメイクセットの開発
  救いの神、現る
  エンゼルメイクがもたらす効果
 看取りの時間をどう充実させるか
  現代的課題とエンゼルメイク

4章 遺族の思い、そして看護師の思い
   ──榛原総合病院とのコラボ
 これほどはないベストな出合い
  患者と向き合う病院
  看護師同士の絆が深まった
  そのひとらしさの復元
 家族の“その時”の意外な選択
  死後処置への違和感
  看取りとしてのエンゼルメイク

5章 メイクはひとを生き返らせる
  ──病者、高齢者にも化粧を
 ひとは誰でもきれいに死にたいと思っている
  ベッドでできる美容術
  化粧のセラピー効果
 化粧で社会性を取り戻す
  サポートするひと自身がメイクを

おわりに

前書きなど

(本文より要約)……私の“師匠”でもあり“恩人”でもある方が亡くなりました。ご主人は「誰にも見せたくない」とおっしゃる。どうしてもと頼み込んで、ご自宅へ伺い、息を呑みました。彼女の面影がまったくなかったからです。私は彼女に声をかけながら、元気だった頃の姿に戻しました。それを見て、ある有名なデザイナーが「美しい……」とひと言、漏らしたのです。

著者プロフィール

小林 照子  (コバヤシ テルコ)  (

1935年、東京都生まれ。メイクアップアーティストの草分けであり、第一人者。(株)コーセーで美容研究にたずさわり、「ナチュラルメイク」の化粧理論を確立し、化粧品開発でも多数のヒット商品を生む。女優から一般の女性まで何万人ものイメージづくりを手がけ、「魔法の手」と呼ばれる、1991年に美・ファイン研究所、94年に[フロムハンド]メイクアップアカデミー、2010年に青山ビューティ学院高等部東京校を設立、2013年4月、京都校開校。
方や、25歳で初めて死化粧(エンゼルメイク)を施し、現在に至るまで友人・知人五〇数人に最期の化粧を行っている。2001年にエンゼルメイク研究会を設立し、病院をはじめ一般への普及活動を行っている。
2012年11月末現在、エンゼルメイクセットを導入している病院は340に達する。
著書に『小林照子のメイクの力』(PHP研究所)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。