版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
マルチメディアと教育 佐伯 胖(著) - 太郎次郎社エディタス
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方: 常備期間中の場合をのぞき、返品はお受けいたします。了解書が必要でしたら、須田または尹の了解としてください。

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

マルチメディアと教育 (マルチメディアトキョウイク) 知識と情報,学びと教え

このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
縦196mm 横134mm 厚さ21mm
重さ 357g
216ページ
上製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8118-0649-5   COPY
ISBN 13
9784811806495   COPY
ISBN 10h
4-8118-0649-2   COPY
ISBN 10
4811806492   COPY
出版者記号
8118   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
1999年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2014年8月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

子どもの生活に広がるパソコン、インターネット、携帯電話……。マルチメディア洪水のなかの教育・学びはどうなる? 「情報=知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、コンピューターをどう使い、メディアとどうつきあい、学びを獲得するか。

目次

プロローグ ぼくの後ろには道がない?

I 学びとコンピューター
1 教育はコンピューター文化をどうとり入れるか
過去の「教育工学」の反省を生かして
「教え」主義によるコンピューターの導入
テクノロジー信仰に根深い伝統
「教育工学」のイデオロギー
「教育工学」からの脱皮
「人間とはなにか」を問えない
「行動主義」批判から認知心理学へ
「思考の科学」としてのコンピューター科学
教育とコンピューターのあらたな出会い
子どもから学んだコンピューター言語
わが国の教育とコンピューター

2「学び」の転換
徒弟制度における「学び」から学ぶ
教師の「熱心」さが、子どもを観客にする
「教師」も「教材」もない徒弟制度の学び
学びとは、ともに考えともにやること
学びが「正統」とはどういうことか
「大切さ」の予感につられて学ぶ
「周辺的」であることの意味
自分が参加して、はじめて「学び」が生きる
「同質性」の幻想から脱皮する
「納得がいく」ということ、「腑に落ちる」ということ
自分流にこだわることが、世の中に通用する

II 教育とマルチメディア
1 情報化社会のなかの子ども
マルチメディアが学校を変える
日常生活の情報化、情報の「コマーシャル」化
なんでも調べればわかるのか
「体験」情報の肥大化による体験のゆがみ
インターネットが学校にはいって、どうなる?
「名前のある他者」、「名前のない他者」との対話
マルチメディアは教師の道具

2 教育における「コンピューター革命」のゆくえ
情報「再編集」教育に向けて
情報の再編集能力を育てる

3 マルチメディア洪水のなかの学び
テクノロジー支配から「頭を冷やす」
パソコンが「家電」になるとき
企業もテクノロジーに振りまわされる
学校はいつまでパソコン教室もどきを続けるのか
マルチメディアによる「表現」の実践とは
「資料集め」を知識の獲得とみなす勘違い
「ローテクこそハイテク」という思想

III 教えることと学ぶこと
1「知識」は天から降ってくるのか
日本の教育の「権威主義・手続き主義」を批判する
「自分ならどうする」がない
知識は権威あるやり方で学ぶのか
子どもたちの自分流の算数のわかり方
タイルでやれば、もっとうまくいく?
「正しいわかり方」を習得するのが教育か

2「学びの復権」とは「教えの制限」か●松下佳代
佐伯胖さんの提案を発展させて
「知識の権威主義・手続き主義」批判-佐伯胖氏の問題提起とは
「わかる」ことについての理論の対立-シェーマと略図について
「わかる」プロセス-「知識の段階性」をめぐって
教室の数学文化-「探求の数学」と「塾の数学」をめぐって

3 タイルを使った「教え」は権威主義か●加川博道
佐伯胖さんの提案に実践で応える
「十進位取り」の授業-佐伯論文を受けて
小数点の位置はなぜずれる?-小数のかけ算のナゾ
「略図か、タイルか」を超えて

4「タイルで考える」ことはどこまで有効か 加川博道さんの反論に答えて
タイルはほんとうに有効だったか
略図による授業(案)
「タイルで考える」ことの不自然さ

5「数学する」とはどういうことか●小寺隆幸
佐伯胖さんへの手紙
「学校数学」の矛盾のなかで
タイルは自由な思考にとってマイナスか
経験世界の限界
数学をどう「教える」べきか
[補注]-さらなる対話のために

6「教える」ということの意味
小寺隆幸さんへの返信

「シェーマ」とは何か
具体とは何か、抽象とは何か
「教える」ということの意味

エピローグ 能力というモノは存在しない
「能力」社会の行きづまりを超えて
まりさんのお料理づくり
「能力」のカゲのない表情
「料理がつくれた」とは、どういうことか
「能力」イコール「交換価値」の社会
能力というモノは存在しない

著者プロフィール

佐伯 胖  (サエキ ユタカ)  (

一九三六年生まれ。慶応義塾大学工学部管理工学科卒業。ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了、Ph.D.東京理科大学理工学部助教授、東京大学教育学部長を経て、現在、青山学院大学文学部教育学科教授。専門は、認知科学および教育方法学。
おもな著書に『「きめ方」の論理』(東京大学出版会)、『認知科学の方法』(東京大学出版会)、『新・コンピュータと教育』(岩波新書)、『「学ぶ」ということの意味』(岩波書店)などがある。人間の学びの原点を問いなおすことから教育の在り方を探ることを続けている。

上記内容は本書刊行時のものです。