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オウム真理教事件Ⅱ カルトと社会 島田 裕巳(著) - トランスビュー
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オウム真理教事件Ⅱ カルトと社会

A5判
縦210mm 横150mm
264ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7987-0127-1
Cコード
C1036
教養 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年8月
書店発売日
登録日
2012年7月18日
最終更新日
2012年8月10日
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紹介

オウム事件は宗教の問題であるとともに、日本的な組織の問題でもある。
高い教育を受け、理想を求めた若者たちが、なぜあれほど凶悪で悲惨なテロリズムに走ったのか?事件の全体像を解明し組織社会の病理を抉る。
2001年の初版刊行以来、オウム理解の必読書として常に参照されてきた基本図書を分冊普及版として新装刊。旧版『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』を前後半にわけて第一巻と第二巻とする。
さらにその後の著者の論考を纏めた『オウム真理教事件Ⅲ テロリズムと世界』を2012年秋に刊行予定。

目次

第一章 実践されたチベット密教
オウムは仏教か 伝統の上に 阿含宗という基盤 ヨーガの源流 『虹の階梯』 原始仏教の影響 『秘密集会タントラ』 仏教原理主義として マハー・ムドラーとポア

第二章 信者がオウムに求めたもの
「感じがいい、いいやつ」 壁を越えない出家 入信の動機 虚しさからの解放 快楽としての修行 オウムの居心地 儀礼なき宗教 社会からの引きこもり 失われた共同体

第三章 村上春樹のオウム事件
アンダーグラウンド ずさんさと愚かさと 暴力の共時性 井戸にさす光 宗教学者Sの沈黙 GODZILLA対ゴジラ 潜在体という生命 都市と自然 恐怖と憎悪

第四章 バッシングと宗教学の方法
バッシング 評価の理由 統一協会の問題 教え子の問題 記事の書かれた経緯 元信者として 宗教学の方向性 生きた宗教 宗教との距離 宗教学の危機

第五章 オウム問題の現在
謝罪を拒否し続けた教団 巧妙な生き残り策 麻原の影響 マハー・ムドラーという回路 ヴァジラヤーナからの決別 信者たちの行方 強いられる共生 脱会者のケア オウムに行かせないために 宗教のカルト化 麻原の脱神話化 オウム問題の解決にむけて

終章 私たちが学ぶべきこと
信じやすい心 理科系信者 性的抑圧と暴力 責任回避型社会からの離脱 宗教教育の必要性 私たちのこれから

版元から一言

Ⅰ巻とⅡ巻をあわせた内容は、2001年刊行の『オウム なぜテロリズムを生んだのか』ISBN978-4-901510-00-4と同一です。
これにともない、旧版は品切重版未定といたします。

上記内容は本書刊行時のものです。