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ロバート・キャパの謎 吉岡 栄二郎(著) - 青弓社
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写真叢書

ロバート・キャパの謎 『崩れ落ちる兵士』の真実を追う

発行:青弓社
四六判
縦193mm 横131mm 厚さ20mm
重さ 330g
240ページ
上製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7872-7356-7
Cコード
C0372
一般 全集・双書 写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年8月
書店発売日
登録日
2014年6月27日
最終更新日
2018年12月3日
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書評掲載情報

2019-11-03 東京新聞/中日新聞  朝刊

紹介

スペイン内戦や第2次世界大戦に従軍して「戦争と人間」をえぐる写真で世界に衝撃を与えたキャパ。その記念碑的作品『崩れ落ちる兵士』に対する通説を、現地での共同調査も踏まえて根底からくつがえし、撮影場所を特定し兵士を推定して真相を明らかにする。

目次

プロローグ

第1章 パリを発つ

第2章 セロ・ムリアーノ――九月五日
 1 七月十八日の蜂起
 2 南アンダルシア
 3 セロ・ムリアーノ
 4 前線に向かう二人の写真
 5 アリシアの森
 6 銅精錬所のゲルダ

第3章 フェデリコ・ボレル・ガルシアのこと
 1 疑惑と反論
 2 我が同志“タイノ”

第4章 新たな二人の発見者
 1 「エル・ペリオディコ」紙の発表
 2 「これが戦争だ!」展と研究者たち
 3 ススぺレギ教授の考え
 4 もう一人の発見者

第5章 エスペホの村
 1 モントロからエスペホへ
 2 アルコイの市民兵と出会う
 3 『崩れ落ちる兵士』を撮る

第6章 『キャパの十字架』への疑問
 1 沢木耕太郎の推理
 2 写真の検証

第7章 『崩れ落ちる兵士』のプリント
 1 ニューヨーク近代美術館のプリント
 2 二枚のプリントの発見
 3 『生み出される死』

第8章 ライカとローライ・フレックス
 1 縦横の比率
 2 ローライ・フレックスとレフレックス・コレレ

第9章 『崩れ落ちる兵士』の真実
 1 キャパの説明
 2 フィリップ・ナイトリーの攻撃
 3 ハンセル・ミースからの手紙

第10章 運命の日
 1 エスペホの出来事
 2 セロ・ムリアーノの村へ

エピローグ

本書に登場する地名・人名のつづりと略解

図版の撮影者と著作権

あとがき

著者プロフィール

吉岡 栄二郎  (ヨシオカ エイジロウ)  (

1943年、東京都生まれ。多摩美術大学で写真美術史を学ぶ。1984年から4年間にわたってシルクロードの各国を取材、中国解放後に世界で初めてイスタンブールからカラコルム山脈を越えて中国の西安へ向かう古代シルクロードの道の踏破に成功する。91年から東京富士美術館で写真部門の創設に参加、ニューヨーク近代美術館から世界屈指のコレクションという評価を得る。同館の研究部長として「CAPA’s LIFE」(1998年)、「20世紀と人間」(2000年)、「アンドレ・ケルテス写真展」(2004年)、「絵画と写真の交差」(2010年)など、20あまりの展覧会を企画する。著書に『仏教シルクロード』(聖教新聞社)、編著に『20世紀と人間』(東京富士美術館)、『ロバート・キャパの生涯』(東京富士美術館)など。2007年からアメリカ軍カメラマン、ジョー・オダネル撮影の『焼き場に立つ少年』の調査を始め、5年あまりの調査報告を一書にまとめて『『焼き場に立つ少年』は何処へ』(長崎新聞社)を刊行した。

上記内容は本書刊行時のものです。