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宝塚イズム17 薮下 哲司(編著) - 青弓社
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宝塚イズム17 特集 よみがえる『ノバ・ボサ・ノバ』

発行:青弓社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ12mm
重さ 243g
186ページ
並製
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-7872-7309-3
Cコード
C0374
一般 全集・双書 演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年9月
書店発売日
登録日
2011年8月22日
最終更新日
2018年12月3日
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紹介

熱いラテン・ショー『ノバ・ボサ・ノバ』。1971年に初演され、傑作と名高いゴージャスな作品が、柚希礼音率いる星組でよみがえった。ファンを魅了した圧倒的なサンバのリズムと歌、ダンス、色彩が織り成すこの名作を特集し、その魅力を徹底的に語り尽くす。

目次

特集 よみがえる『ノバ・ボサ・ノバ』
 柚希礼音の『ノバ・ボサ・ノバ』――新しい野性がほとばしる!!!●大越アイコ
 二十一世紀の『ノバ・ボサ・ノバ』●鶴岡英理子
 四十年目の『ノバ・ボサ・ノバ』●石井唯衣
 体が巻き込まれるショー●東 園子
 四十年たっても感動と興奮のるつぼ●永岡俊哉
 明るい星組のエネルギー源!――麻央侑希主演の新人公演●岩見那津子

小特集 はばたけ新トップ! 蘭寿とむ・音月桂
 充実した二番手時代を過ごした最後のトップ、になるかもしれない蘭寿●小咲福子
 音月桂の魅力に迫る●岩見那津子
 動きだした二組のトップコンビ●鶴岡英理子

公演評[2011・3―8]
 花組『ファントム』 
  顔と他者と仮面●倉橋耕平
  作品選択への疑問が切なさを生む披露公演●鶴岡英理子
  残念だが、演目がミスマッチ●永岡俊哉
 月組『バラの国の王子』『ONE』 
  宝塚と童話――名前のない登場人物たち●木谷富士子
  難しい挑戦だった芝居と、宝塚賛歌のショー●鶴岡英理子
  出来のいい学芸会●永岡俊哉
 雪組『ニジンスキー』
  宝塚とホモセクシュアルの共存関係●木谷富士子
  実験的公演――ニジンスキーという挑戦●玉置育子
  同性愛と異性愛の三角関係がテーマ●永岡俊哉
 雪組『ハウ・トゥー・サクシード』 
  全開の音月ワールド●鶴岡英理子
  個性が光ったポップなコメディーミュージカル●岩見那津子
  楽しいのだが、脚本に時代遅れの感あり●永岡俊哉
 雪組『灼熱の彼方』 
  帝国と愛、不滅のものとは?●柿田 肇
  酷暑に負けぬ出演者の頑張り――「オデュセウス編」●鶴岡英理子
  気合で見せた初主演――「コモドゥス編」●岩見那津子
  二本にする必要があったのか●永岡俊哉
 星組『めぐり会いは再び』 
  宝塚ならではのほほ笑ましい夢物語●鶴岡英理子
  作者の仕掛けのうまさに感動●永岡俊哉
 宙組『美しき生涯』『ルナロッサ』 
  愛と忠義のソープオペラ●木谷富士子
  女が「歴史」を書き換えるとき●大越アイコ
  大空祐飛は石田三成の生まれ変わりか?●永岡俊哉

OG公演評
 『スミレ刑事の花咲く事件簿』[水夏希]
  女優第一歩はマニッシュな女刑事役●岩見那津子
 『MITSUKO――愛は国境を越えて』[安蘭けい/AKANE LIV]
  光子とリヒャルトの対立はどこにあるか●大越アイコ
  『MITSUKO』と『エリザベート』の違い●木谷富士子
  大和撫子の魂●松本理沙
 『風を結んで』[大和悠河]
  生きて生きて生き抜く強さ●木谷富士子
  価値ある青春群像劇の輝き●鶴岡英理子
 『風と共に去りぬ』[紫吹淳/叶千佳]
  王道のグランド・ロマンに宿る風格●鶴岡英理子
 『嵐が丘』[杜けあき]
  見応えある名作文学の翻案ミュージカル●鶴岡英理子

『ニジンスキー』はメルクマールになった――宝塚歌劇における男同士の愛(試論)●小咲福子
タカラヅカ化粧文化試論――ジェンダーという視座をふまえて●玉置育子

連載
 男役の翼(5)
  香寿たつき――「結婚はしないわ。クライド」:『凍てついた明日』●天野道映
 ジェンダーから読むタカラヅカの過去と現在(7)
  女性クリエーターたち●大越アイコ

著者プロフィール

薮下 哲司  (ヤブシタ テツジ)  (編著

1947年生まれ。スポーツニッポン新聞社文化社会部特別委員、甲南女子大学非常勤講師。毎日文化センター宝塚講座担当。著書に『宝塚歌劇支局 1』『宝塚歌劇支局 2』『宝塚伝説 2001』(いずれも青弓社)など。『ザッツ・ステージ!!――薮下哲司のエンタメ講座』(FM大阪、日曜9時30分)放送中。スポニチ大阪サイト「宝塚歌劇支局」(www.sponichi.co.jp/osaka)連載中。

鶴岡 英理子  (ツルオカ エリコ)  (編著

埼玉県生まれ。フリーライター。著書に『宝塚のシルエット』(青弓社)、編著書に『宝塚ゼミ』シリーズ(青弓社)ほか、インタビュー記事など多数。*猛暑のなか、赤ペン片手に本書の初校ゲラに目を通していた私。なんの気なしに『バレンシアの熱い花』の主題歌「瞳の中の宝石」を口ずさんでいると、傍らにいた父から「そんなに安売りするもんじゃない!」とのクレームが……。確かに、「愛している」を8回連呼しますものね。でも宝塚ってそれでいい(それがいい)んじゃないかなぁ?などとも思ったりした夏の午後です。

上記内容は本書刊行時のものです。