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クラシック・スナイパー7 許 光俊(編著) - 青弓社
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クラシック・スナイパー7 (クラシックスナイパー7) 特集 吉田秀和は本当に偉いのか? (トクシュウ ヨシダシュウワハホントウニエライノカ)

芸術
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発行:青弓社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
重さ 254g
168ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-7298-0   COPY
ISBN 13
9784787272980   COPY
ISBN 10h
4-7872-7298-5   COPY
ISBN 10
4787272985   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0373  
0:一般 3:全集・双書 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2011年2月
書店発売日
登録日
2011年2月21日
最終更新日
2012年5月29日
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紹介

100歳を間近にして現役の音楽評論家、吉田秀和。だれもが認めるクラシック界の巨匠だが、われわれはその名前に、経験に、はては風貌に、「偉い」と思い込んでいるだけではないのか!? スナイパーたちがクラシック批評最大のタブーに挑戦状を突き付ける。

目次

特集 吉田秀和は本当に偉いのか?
 さようなら吉田秀和 許 光俊
「吉田秀和の居る場所」をめぐる、いくつかのこと 竹内貴久雄
「吉田秀和」の歩き方 鈴木淳史
 吉田秀和物語――『セザンヌ物語』を中心に吉田秀和の美術批評をめぐって 杉本のりひこ
 翻訳の文体 須永恆雄
 吉田秀和は〈偉い〉、しかも客観的に 若林幹夫
 アンケート 私が思う吉田秀和
  池田卓夫/大前田 青/丘沢静也/喜多見 慧/中山 実/平林直哉/まつもとだいすけ/宮山幸久
 鼎談 撃論 語って砕けろ!――アーノンクールの「最後の」来日公演 鈴木淳史/岡本 稔/許 光俊

最近のクラシック万華鏡
 二〇一〇年、秋深し 平林直哉
 クッキリと明るく鮮やかカンブルラン 鈴木淳史

くらせらへようこそ!第7回 まつもとだいすけ

連載
 チェロ曲CD列伝(7) HI~I 近藤健児
 異稿・編曲CD(7) スペインの巨匠たち 近藤健児
 むしもすきずき楽興のとき(7) 意表を衝く平静 須永恆雄
 ヒストリカル獣道(7) SACDはありがたいが 平林直哉
 究極邪悪、クラシックでポン!(7) スイスも楽しの巻 許 光俊
 反時代的クラシックのススメ(7) ヴィスコンティの『神々の黄昏』6――マーラーとニーチェ 梅田浩一
 乙女ライターMのひみつ日記(7) われ思う、ゆえに「JUNE」あり 高野麻衣
 いまさら維納?(7) ティーファー・グラーベンのベートーヴェンの家 その2 大前田 青

著者プロフィール

許 光俊  (キョ ミツトシ)  (編著

1965年、東京都生まれ。音楽評論家、慶應義塾大学教授。著書に『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』(ともに青弓社)、『痛快!クラッシックの新常識』(リットーミュージック)ほか多数。♪もう100歳に近い人間に対してあまり辛辣なことを言うのもどうかという気がしなくもないが、本文では言い落としていることもある。結局吉田は、老芸妓のようなものか。本人はまだやれると思っている。周囲もそれを止めようとはせず、尊重している様子を示す。いないと寂しい。後継者もいない。彼女を見たい客もいる。でも、もう彼女の時代ではない。そんな老芸妓。足のもつれにも情を感じる客もいて。

鈴木 淳史  (スズキ アツフミ)  (編著

1970年、山形県生まれ。売文業。著書に『背徳のクラシック・ガイド』『クラシック悪魔の辞典』『萌えるクラシック』(いずれも洋泉社)、『不思議な国のクラシック』(青弓社)など。♪あたしにとっちゃあ、吉田和秀はアイドルですよ。100歳超えても精力的に作曲しているエリオット・カーターの例もあることですし、彼もガンガンに攻めてほしいものです。

上記内容は本書刊行時のものです。