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沢田研二という生き方
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2008年1月
- 書店発売日
- 2008年1月21日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2021年3月18日
紹介
団塊世代の永遠のスター沢田研二のザ・タイガース結成と解散、ソロ活動、「勝手にしやがれ」の大ヒットなどのエピソードを組み立てて半生を描き、歌唱力と演技力、色気、ファッション、恋愛観、任侠心などを浮き彫りにして、ファンを魅了し続ける人間性に迫る。
目次
まえがき
1 ワイルド・ジュリーの現在
「SMAP×SMAP」での沢田研二
「灰とダイヤモンド」
ジュリーの“セクシー”
過程こそロック
「サムライ」にみる男の贅沢
「TOKIO」が暗示するもの
2 ジュリーと歌謡ロック
歌謡番組のミュージシャンたち
『8時だョ!全員集合』と井上堯之バンド
浪花節への憧れ
佐野元春の超越性
ジュリーといえば「一等賞!」
布施明をめざしてしまったジュリー?
3 タイガースと祭りのあと
沢田研二ショーとザ・タイガース再結成
沢田研二と加橋かつみ
デビュー秘話
『世界は僕らを待っている』と『コック・サッカー・ブルース』
タイガース・ファイナル
タイガースをもじったタイマーズ
夢を提供する者として
4 団塊世代の葛藤と沢田研二の沈黙
『同棲時代』と『スローなブギにしてくれ』
バンド志向と団塊世代
だから好きさ、「ノンポリシー」のジュリー!
糸井重里と「ビックリハウス」
アイドル雑誌「明星」「平凡」
「ス・ト・リ・ッ・パー」とスター性
5 節度あるジュリーチーム
ジュリーに恋する久世光彦
「天地真理と沢田研二」って、何?
PYGの仲間
沢田研二とバンドメンバー
内田裕也って何者?
沢田研二と安井かずみ
後輩・清水健太郎
6 「あの事件」とその後
新幹線暴力事件と謹慎
気迫の「勝手にしやがれ」
「ダーリング」「カサブランカ・ダンディー」はライブだ!
石野真子や山口百恵に歌われたジュリーって?
「アンコール」にみる山口百恵とのちがい
葛藤の「TOKIO」と胃潰瘍
「背中まで45分」は…ロックだ!
「どん底」を見た男
苦悩の「レコ大」舞台裏
7 渡辺プロダクションからの独立に秘められた使命
「限りなく無欲に近い」貪欲さ
ジュリーもこわかった? 人さらい
沢田研二の空手
映画『太陽を盗んだ男』
「本当のスーパースター」宣言と再婚
「少数派」に寄り添うロック
8 女性たちと再生
ザ・ピーナッツ
女性ファンはマゾヒスト?
「女の辞書には不可能はない」と本音
映画『ときめきに死す』
9 ジュリーの任侠と抵抗
兄貴!高倉健
「氷づめのハニー」は田中裕子?
「女の腐ったようなやつ」でいいのか
沢田研二の「電話の唄」
「日本のミック・ジャガー」? それとも「デビット・ボウイ」?
「ヨーロッパ志向」ジュリーのフランスでの屈辱?
ジュリーの愛読書
「男の化粧」と女装
10 超越する身体性
一線を踏み越えない振り付け
運動神経は海を越える?
ビジュアルとロック
失神バンド「オックス」と沢田研二の「青」
沢田研二とファッション
11 「文吉」の再生と、守るべき秩序
次男魂は負けない
「永遠のアイドル」ジュリーは子分タイプ?
追い詰められて蘇るジュリー
映画『魔界転生』
いつもそこにはロックがあった
上記内容は本書刊行時のものです。