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歌謡曲は、死なない。 貴地 久好(著) - 青弓社
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寺子屋ブックス 12

歌謡曲は、死なない。

発行:青弓社
四六判
208ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-7123-5
Cコード
C0373
一般 全集・双書 音楽・舞踊
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2000年3月
書店発売日
登録日
2012年12月28日
最終更新日
2012年12月28日
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紹介

どう聴いても歌謡曲なのに、なぜ歌謡曲と呼ばずに、Jポップと呼ぶのか。愛するものを低俗として抑圧し、あらゆる要素を取り込みながら延命をはかる歌謡曲という自虐的パラドックス構造を解明し、その根底にある日本文化の特質をさぐる。

目次

序章 歌謡曲は、死なない。

第1章 歌謡曲へのまなざし
 かつて、「歌謡曲」といえば演歌のことだった──一九七〇年代初頭
 侵犯しあう三つのカテゴリー(1)──一九七六年
 侵犯しあう三つのカテゴリー(2)──「雨やどり」とアリス
 「アイドル」への渇望
 天才がたどった数奇な運命
 とりあえずのまとめ──一九七〇年代とは?
 歌謡曲を統一した松田聖子
 シブがき隊という過剰
 小泉今日子における自己言及
 アイドルの遍在化
 つくられるヒット曲──一九九〇年代的戦略
 Jポップなる概念の欺瞞性

第2章 歌謡曲を見くだすもの
 洋楽信奉の真実
 クラシック音楽の有する意味と歌謡曲
 音楽的チャレンジと歌謡曲
 歌謡曲の独自性とは

第3章 歌謡曲である(ない)ということ
 荒井(松任谷)由実──非日常的日常からただの日常へ
 久保田早紀──異邦人
 アイドル歌謡──聴き手を近くに来させる音楽
 「アイドル歌謡曲」の現在
 歌謡曲であるということ
 LINDBERGからZARD、そしてELTへ
 ドリカム──カラオケ向きでない「カラオケに優しい楽曲」
 氷室京介、久保田利伸──カラオケを拒む人たち
 歌謡曲をめざす人々
 歌謡曲であると受け止めること

第4章 歌謡曲か否か、それが問題だ
 小室哲哉──計算をもとにしたルーティンワーク
 つんく──欲望に忠実な男
 ヴィジュアル系の発信しつづけるもの
 ミスチル、L⇔R、スピッツ──ナイーヴな距離のとりかた
 マイラバ──歌謡曲の新たな深み
 槇原敬之──完全な、でも珍しい歌謡曲
 SPEED──あまりにも伝統的な歌謡曲
 宇多田ヒカルと歌謡曲、あるいは新たな邦楽の登場

終章 歌謡曲への愛
 歌謡曲が拡大するプロセス
 タテマエの文化とホンネの文化
 歌謡曲への愛

日本レコード大賞受賞曲一覧

あとがき

参考文献

著者プロフィール

貴地 久好  (キジ ヒサヨシ)  (

1961年、神奈川県生まれ。東京大学経済学部、ケンブリッジ大学経済学部卒業。周辺文化評論家。

高橋 秀樹  (タカハシ ヒデキ)  (

1961年、神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。フリー編集者。

関連リンク

青弓社

上記内容は本書刊行時のものです。