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死刑執行人の日本史 櫻井 悟史(著) - 青弓社
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青弓社ライブラリー 66

死刑執行人の日本史 歴史社会学からの接近

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 300g
216ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-3323-3
Cコード
C0336
一般 全集・双書 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年1月
書店発売日
登録日
2011年1月12日
最終更新日
2018年12月3日
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紹介

日本で死刑執行を担ってきたのは誰なのか、死刑執行人を選ぶ社会的条件とはなにかを、江戸期の山田浅右衛門や明治期の監獄の押丁・看守の事例を取り上げて明らかにし、究極的には国家ではなく「人が人を殺す」という、死刑執行をめぐる諸問題を解きほぐす。

目次

はじめに――「人を殺すことを拒否する」と主張することは許されないか

序章 死刑判決問題と死刑執行問題
 1 死刑研究の二つの側面
 2 前提となる背景――日本の死刑執行人に関する基礎知識
 3 死刑執行人の実際
 4 なぜ刑務官が死刑執行を担うことになっているのか
 5 本書の方法

第1章 牢役人は死刑を担っていたのか
 1 江戸時代の刑罰――死刑観と身分観
 2 牢役人は死刑に関与したのか
 3 死刑執行を副業とする山田浅右衛門

第2章 なぜ看守が死刑執行を担うようになったのか
 1 絞柱の登場
 2 ダーティーワークとしての死刑執行
 3 旧刑法下での死刑執行
 4 イギリスとの比較――〈死刑の執行は刑務官の職務だから仕方がない〉わけではない

第3章 戦後から現在に至るまでの死刑執行人をめぐる諸問題
 1 国家公務員法の制定・改正へのGHQの関与
 2 絞首刑違憲訴訟
 3 法文上での死刑執行現場の消滅
 4 死刑執行人の現状と問題点

第4章 問われなくなった問題とは何か
 1 死刑執行人の声
 2 刑務官が死刑執行人であることの問題性の変遷
 3 何が問われなくなったのか

おわりに――〈殺させられる〉という問題

参考文献[本文では言及しなかったもの]

あとがき

著者プロフィール

櫻井 悟史  (サクライ サトシ)  (

1982年、大阪府出身。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程在籍、日本学術振興会特別研究員。専攻は歴史社会学。共編著に『特別公開企画アフター・メタヒストリー』(立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点)、論文に「誰が死刑を担ってきたのか?」(「生存学」第2号)、「斬首を伴う「死刑執行人」の配置に関する考察」(「Core Ethics」第5号)、共著論文に「書籍のテキストデータ化にかかるコストについての実証的研究――視覚障害者の読書環境の改善に向けて」(「Core Ethics」第6号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。