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思春期の子どもと親、それぞれの自立 田中由美子(著/文) - 社会評論社
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思春期の子どもと親、それぞれの自立 (シシュンキノコドモトオヤソレゾレノジリツ) 50歳からの学び直し

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発行:社会評論社
四六判
176ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-7845-1763-3   COPY
ISBN 13
9784784517633   COPY
ISBN 10h
4-7845-1763-4   COPY
ISBN 10
4784517634   COPY
出版者記号
7845   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年2月9日
最終更新日
2024年3月4日
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紹介

思春期の子どもの最大のテーマは「自立」。

それが、彼らが学校や家庭で直面しているあらゆる問題対策のカギでしょう。
「いじめ」や不登校、中学受験や進路進学、親子関係、スマホ等々の問題です。

しかし、「自立」とは、何がどうなれば「自立」なのか、
また、思春期の子どもを前に、周りの私たち大人は何ができるのでしょうか。


親として、思春期の子育てに戸惑った経験と、
国語塾の講師として、中学生たちの本音や現実に向き合ってきた経験をもとに、
その答えを探ってきた記録です。

子どもたちが行き詰まるとき、
それは子どもだけではなく、私たち大人の「自立」が問われているのではないでしょうか。

目次

第一章 転機
子どもたちの思春期/50歳での転機/「社会人・大学生クラス」(中井ゼミ)での自立のやり直し/「中学生クラス」と、「家庭・子育て・自立」 学習会/問題に向き合う生き方

第二章 作文を読み合って話し合う授業
率直に突っ込み合う/問題を抱える中学生たち/精一杯の作文にどう応えるか

第三章 小冊子「君たちが抱える問題の本質と、その対策」
小冊子 「君たちが抱える問題の本質と、その対策」
教材 「部活、サークル、クラスの行事などの問題」

第四章 中学生たちが抱える問題 学校編
「いじめ」たことを書いた作文/他人を傷つけるからよくないこと?/「自分が傷つくのも嫌」/思春期に対立は必然/「傷つけてはいけない」という行き止まり/相手への疑問や批判は直接本人に言う/最終目標は自立 ほか

第五章 中学生たちが抱える問題 家庭編
教育虐待/中学受験って何だったのか/「空白」を埋めるスマホ/学びたいテーマを持つという自立/「母が絶対権力」/兄弟や親の問題/子どもの権利の代行という親の役割/親子それぞれの自立/子育て後の第二の人生

第六章 経済成長と「家父長制」の次へ―親の、その親からの自立―
父との関係の節目/親子関係の意味

著者プロフィール

田中由美子  (タナカユミコ)  (著/文

津田塾大学卒業後、(株)キヤノン勤務を経て、YMCA、日能研、その他の塾で講師を務める。2009年から鶏鳴学園、社会人・大学生クラス(中井ゼミ)でヘーゲル哲学を学ぶ。2011年から鶏鳴学園、中学生クラスを開設、担当。2015年から「家庭・子育て・自立」学習会を設立、主宰。

上記内容は本書刊行時のものです。