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科学思考 荒木弘文(著/文) - 社会評論社
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科学思考 (カガクシウコウ) 百人百様を一様にまとめるマジック

社会一般
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発行:社会評論社
四六判
208ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7845-1761-9   COPY
ISBN 13
9784784517619   COPY
ISBN 10h
4-7845-1761-8   COPY
ISBN 10
4784517618   COPY
出版者記号
7845   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月1日
最終更新日
2023年3月8日
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紹介

いちばんよい、考え方。

社会問題は、頭の体操の材料だ。カギは社会の中にあるのではなく、自分の頭の中の脳の使い方にある。個人間、社会集団間、あるいは国家間の対立問題を解決するために一番よい考え方こそ科学的思考。今の日本人に待ったなしで求められていることだ。自然科学と社会科学とを分断する従来型の思考を批判し、個別問題思考をすべて含み込んだ全体知思考の未来を説く。

目次

第1章 科学の考え方には「思考の順序」がある

第一の思考の順序
万人は例外なく「考える」という点からスタートする/思考の法則性―2次元思考と3次元思考と/従来の思考の法則と、新規の思考の法則との違い/脳の話の追加―「人間―脳―思考」の構図(自由と必然との関係へ)/脳の機能―自由思考の二面性の事例/主観と客観との区別について/「大脳新皮質の機能」を正しく追求せよ

第二の思考の順序
万人の範囲の確定

第三の思考の順序―自然世界と人工世界との峻別思考
一を分けて二とする―峻別/今西理論と養老理論との整合性について/自然と人工との峻別の理論から/工業的=人工的食料生産の現状

第四の思考の順序―セオリーの析出
人類一般のセオリーの析出/村・共同体のセオリーの析出/資本主義のセオリーの析出/都市=資本主義形成の「事実」としてのプロセス/資本主義固有の論理=「純物」に対する「不純物」について/資本主義の「経済システム」理論から/資本主義固有の人間像の析出/資本主義人間像(モデル)に見るセオリーの析出/セオリーからの脱落者像について/ジェンダーフリー問題に一言を

第五の思考の順序
「そもそもの資本」とは何か(実質現実について)

第六の思考の順序―資本主義の総括
資本主義自体が「仮想現実」である/「生産力説」を再考して見る


第2章 続・思考の順序 ―頭の体操―

モチーフその一
モチーフを決めろ/モチーフその一について(科学=実体の情報化)/テーマ作り/個別実体の一般化―視野を広げる/感覚器官と脳との関系/天動説の科学的説明へ/地動説における実体とは何か/地動説思考と天動説思考とは、実は、同じ思考法だった/思考法を見直す…観察とは二型思考法なのだ

モチーフその二
2次元思考と3次元思考=論理学をモチーフに取り入れる

モチーフその三
自然論/生態系から見た人間/今西理論の紹介/資本主義人間もベースとして種社会を作っている/亜種社会=国家の出現とその交流のしかた

著者プロフィール

荒木弘文  (アラキヒロフミ)  (著/文

1939年生まれ。1963年、新潟大学人文学部社会科学科卒業。1971年、中央大学大学院博士課程法学研究科満期退学。1995年より、中国山東理工大学教授、中国吉林大学北東アジア研究院客員研究員、中国武漢大学国家招聘教授など歴任。帰国後は、総合思考アドバイザーとして活動。著書『中国三千年の裏技』『人材革命 AI時代の資本の原理と人間の原理と』『万人が使える科学の新定義 世界観転換のすすめ』以上、社会評論社『総合科学論入門―自然と人工の統一』講談社など。

上記内容は本書刊行時のものです。