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語り継ぐ1969 糟谷孝幸追悼50年―その生と死
発行:社会評論社
A5判
488ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2020年11月10日
- 書店発売日
- 2020年11月10日
- 登録日
- 2020年10月27日
- 最終更新日
- 2020年10月27日
紹介
職場・地区反戦青年委員会の労働者、全共闘の学生、ベ平連などの市民が、激しい直接行動をに起ちあがったあの時代。1969年11月13日、佐藤首相の訪米を阻止しようとするたたかいの渦中で、糟谷孝幸は警察機動隊の暴力に命を奪われた。
糟谷孝幸のたたかいと生き方を忘却することなく人びとの記憶にとどめると同時に、この時代になぜ大勢の人びとが抵抗の行動に立ち上がったのかを次の世代に語り継ぎたい。
社会の不条理と権力の横暴に対する抵抗は決してなくならず、必ず蘇る――本書は、こうした願いを共有して70余名もの人間が自らの経験を踏まえ深い思いを込めて、コロナ禍と向きあう日々のなかで、執筆した共同の作品である。
目次
序章 糟谷とともに生きた半世紀/糟谷孝幸さんへの手紙/糟谷君の思い出
第1章 1969年とは何であったのか
第2章 1969年から半世紀、この先へ
第3章 同じ時代をかけぬけて
第4章 糟谷孝幸とともにたたかった日々/69年のたたかいに参加した人びとの回想
第5章 私にとっての糟谷孝幸さん/70年代以降の運動に参加してきた人びとから
第6章 糟谷君虐殺の真相を究明する/告発付審判および11・13闘争公判
第7章 資料編
年表 ◇ 1960年代後半~1970年代前半の民衆運動 ほか
上記内容は本書刊行時のものです。