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戦時末朝鮮の農政転換
最後の朝鮮総督・阿部信行と上奏文
発行:社会評論社
A5判
176ページ
定価
2,600円+税
- 書店発売日
- 2024年3月5日
- 登録日
- 2024年2月9日
- 最終更新日
- 2024年2月9日
紹介
日本の朝鮮植民地支配は36年間にわたっていたが、最後の1年間の朝鮮総督は阿部信行だった。最後の1 年間は朝鮮人にとり、最も大きな犠牲を強いられた時であった。この1年間の朝鮮農政の実態と戦時下の朝鮮農民の生活を公文書の記録と新聞報道を中心に検証する。極めて少ないこの時期の戦後の研究に光をあてる。
目次
第1編 植民地末期1年間の朝鮮農政
第1章 阿部信行の天皇への上奏文と農政転換
第2章 朝鮮人対応の変更方針
第3章 阿部総督の上奏文
第4章 日本本省の100 万人労働動員要求
第5章 上奏文と徴兵
第6章 戦時交通・運輸の実態
第2編 植民地における日本人と朝鮮人の乖離
第1章 植民地末期の朝鮮社会と日本社会の乖離
第2章 朝鮮解放前1 年の日本人と朝鮮人の乖離
第3章 新興所得層の出現
第4章 戦時下朝鮮農民の離村
阿部信行朝鮮総督下の朝鮮関係年表
上記内容は本書刊行時のものです。