版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
税理士試験教科書簿記論・財務諸表論Ⅰ基礎編【2026年度版】 ネットスクール株式会社(編著) - ネットスクール出版
.
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|中|大学|日教販
直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

税理士試験教科書簿記論・財務諸表論Ⅰ基礎編【2026年度版】 (ゼイリシシケンキョウカショボキロンザイムショヒョウロンイチキソヘンニセンニジュウロクネンドバン)

資格・試験
このエントリーをはてなブックマークに追加
B5判
縦257mm 横182mm 厚さ19mm
472ページ
定価 4,200 円+税   4,620 円(税込)
ISBN
978-4-7810-3854-4   COPY
ISBN 13
9784781038544   COPY
ISBN 10h
4-7810-3854-9   COPY
ISBN 10
4781038549   COPY
出版者記号
7810   COPY
Cコード
C1034  
1:教養 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年8月5日
書店発売日
登録日
2025年5月21日
最終更新日
2025年8月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

 本書は2026年度(第76回)税理士試験簿記論および財務諸表論対策として、日商簿記3級レベルから学習できるように構成したテキストとなります。

 ≪本書の特長≫

 1.簿記論・財務諸表論共通の学習内容をまとめているから効率的で進めやすい!
 税理士試験の簿記論と財務諸表論は学習内容の約50%が重複しているため、簿記論と財務諸表論を同時に学習できる『簿・財一体型』を採用しております。
 2科目を同時に学習できることから、各科目専用の書籍で学習する際に生じる「同じ学習内容なのに別々の書籍に掲載されていて大変……」といった煩わしさがなく、効率的で進めやすい構成となっております。

 2.日商簿記で学習した内容から入れるから初学者でも安心して学習できる!
 前半部分では日商簿記3級で学習したことがある内容(簿記一巡、現金預金、金銭債権、有形固定資産)を取り上げており、初めて税理士試験に向けた学習をされる方が安心して取り組むことができます。
 また、後半部分では日商簿記2級や1級で学習する内容が入っており、税理士試験で出題頻度の高い重要論点(税効果会計・リース会計・減損会計・退職給付会計・社債)を取り上げております。
 本試験では様々な項目・論点から総合的に問われますが、本書で取り扱う内容をマスターすることによって、出題される基礎項目の多くを解答できるように構成しております。
 本書で基礎をしっかり固めて、次の学習(応用編)へ向けた準備をしましょう。

 3.重要度・図・イラストでメリハリのある学習ができる!
 学習テーマごとに重要度を3段階(A・B・C)で示しているため、学習の強弱をつけながら進めることができます。
 また、本文では適宜、図やイラストでの補足説明を行っているため、文字だけでは分かりにくい箇所も視覚的に理解できるように構成しております。

 4.別売の問題集と同じ章立てだから一緒に使いやすい!
 一定の学習が進んだところで、本書の各Chapterに完全対応した『税理士試験問題集簿記論・財務諸表論Ⅰ基礎編【2026年度版】』(2025年8月発刊)にある問題番号を指示しております。
 教科書で理解した内容を問題集で問題を解くことによって知識が定着するため、交互に学習することをお勧めいたします。

 ◆旧版(2025年度版)からの改訂について◆
 本書は書籍構成をリニューアルしたうえで、2025年4月時点の会計基準等に基づいて作成しており、最新の出題傾向に応じた本文の加筆・修正を行っております。
 2026年度の税理士試験(簿記論・財務諸表論)対策として、本書のご利用をお勧めしております。

目次

本書の構成・特長
講師からのメッセージ
税理士試験合格に向けた学習
今こそ税理士にチャレンジしよう
税理士試験の2大特徴
簿財一体型の学習法
ネットスクールの税理士WEB講座
ネットスクールWEB講座合格者の声
本書で使用する略語や記号

Chapter1 簿記一巡
Section1 簿記の手続きの流れ
Section2 営業手続
Section3 決算手続
Section4 貸借対照表の作成
Section5 損益計算書の作成
Section6 開始手続

Chapter2 現金預金
Section1 現金
Section2 預金
Section3 小口現金

Chapter3 金銭債権
Section1 金銭債権
Section2 手形
Section3 関係会社に対する金銭債権・金銭債務
Section4 割引現在価値の計算
Section5 金銭債権の評価(貸倒引当金)

Chapter4 棚卸資産Ⅰ
Section1 棚卸資産の範囲と取得原価の決定
Section2 値引き・返品などの処理
Section3 棚卸資産の評価方法
Section4 期末商品の評価
Section5 原価率などの算定
Section6 他勘定振替高

Chapter5 営業費
Section1 営業費の概要
Section2 人件費
Section3 諸経費(消耗品費、通信費等)

Chapter6 有形固定資産
Section1 有形固定資産の基礎知識
Section2 取得原価の決定
Section3 減価償却の手続き
Section4 会計上の見積りの変更、会計方針の変更
Section5 売却・買換え・除却・滅失
Section6 圧縮記帳
Section7 資本的支出と収益的支出、修繕引当金
Section8 賃貸等不動産

Chapter7 無形固定資産Ⅰ
Section1 無形固定資産の会計処理
Section2 のれん
Section3 ソフトウェアの会計処理

Chapter8 金融商品Ⅰ
Section1 有価証券の基礎知識
Section2 有価証券の取得・売却
Section3 有価証券の期末評価
Section4 有価証券の減損処理
Section5 有価証券の認識基準

Chapter9 法人税等・租税公課
Section1 法人税等
Section2 事業税と外形標準課税制度
Section3 その他の税金(租税公課)

Chapter10 税効果会計
Section1 税効果会計の概要
Section2 会計上と税務上の差異
Section3 将来減算一時差異
Section4 将来加算一時差異
Section5 その他有価証券の税効果会計
Section6 税効果会計の出題
Section7 表示と注記事項

Chapter11 消費税
Section1 消費税とは
Section2 消費税の会計処理

Chapter12 リース会計Ⅰ
Section1 リース取引の概要
Section2 ファイナンス・リース取引
Section3 オペレーティング・リース取引

Chapter13 減損会計
Section1 減損会計の必要性と基本的考え方
Section2 減損会計の流れと会計処理方法
Section3 資産のグルーピング

Chapter14 資産除去債務
Section1 資産除去債務

Chapter15 退職給付会計Ⅰ
Section1 退職給付会計の概要と基礎知識
Section2 退職給付会計の各項目
Section3 退職給付にかかる会計処理
Section4 勘定連絡図
Section5 差異の会計処理
Section6 その他の論点

Chapter16 引当金
Section1 引当金

Chapter17 社債
Section1 社債の一連の処理
Section2 社債の買入償還

Chapter18 純資産会計Ⅰ
Section1 純資産会計の基礎知識
Section2 株主資本項目の変動
Section3 自己株式
Section4 新株予約権
Section5 新株予約権付社債
Section6 純資産に関する注記

Chapter19 繰延資産
Section1 繰延資産の概要
Section2 繰延資産の会計処理

索引

前書きなど

 まえがき
 簿記論と財務諸表論は同時に学ぼう!

 本書を手にしたみなさんにとって大切なことは「まずは、いかにして税理士試験の会計科目(簿記論、財務諸表論)に合格していくか」ということではないでしょうか。

 そこで、認識しておきたいのが、次の状況です。
 ・簿記論はほぼ100%計算問題であり、財務諸表論では50%が計算問題、残りの50%が理論問題で出題され、計算問題の内容は簿記論と財務諸表論で差がないこと
 ・これまで財務諸表論で出題されていた内容が突然簿記論で出題されるなど、片方だけの学習では網羅できない可能性があること
 ・計算問題を解くにも、理論的な背景(財務諸表論の理論部分)がわかっている方が有利なこと
 ・学習する際にも理論と計算を並行した方が頭には入りやすいこと
 ・財務諸表論の合格率は、8%(2024年)から29%(2023年)と差が大きいこと
 ・仮に簿記論を落としても、財務諸表論さえ合格していれば、学習量的にみて税法に進めること

 これらの状況を勘案すると、簿記論と財務諸表論は絶対に同時に学習した方がいい。1つの計算ミスで合否が入れ替わってしまう簿記論の試験のためだけに、1年かけて学習するのはリスクが大きすぎる。
 さらに、財務諸表論はラッキー回とアンラッキー回の差が大きいだけに、まだ合格レベルに達していないと思ったとしても諦めずに受験した方がいい。

 このような判断から、簿記論・財務諸表論一体型の教科書及び問題集になっています。
 さらに、本書はネットスクールが提供するWEB講座の採用教材にもなっていますので、独学で学習する方が授業を聴きたいと思ったときにも無駄になることなく活用いただけます。

 また本書は、日商簿記3級の学習経験者がスムーズに学習し、合格してもらうために作られた本ですので、日商簿記3級レベルから、本試験のレベルまでを収載しています。

 状況は我々が整えます。
 みなさんは、この本で勇気を持って始め、本気で学んでみてください。
 そうすれば、みなさん自身ばかりではなく、みなさんの周りの人たちをも幸せにできる、そんな人生が開けてきます。
 さあ、この一歩、いま踏み出しましょう!

 ネットスクール株式会社
 代表  桑原 知之

旧版ISBN
9784781038193

上記内容は本書刊行時のものです。