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税理士試験理論集国税徴収法【2022年度版】
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月16日
- 書店発売日
- 2021年9月16日
- 登録日
- 2021年6月24日
- 最終更新日
- 2021年9月17日
紹介
●学習書としてのメリット●
本書は、独学者でもしっかり学べて確実に合格できる教材づくりをコンセプトに、長年受験講座で指導をしてきた講師が自ら執筆・監修した学習教材です。
税理士試験の幅広い出題範囲を網羅し、最新の出題傾向や最新の法令等に基づいて作成しているため、税理士試験対策として最適な学習教材となっています。
●本書のメリット●
受験生が効率的に理論暗記を進められるよう「出題年度」や「優先マーク」などにより暗記項目の優先順位を示すことにしました。
さらに、重要理論については音声&デジタル版のWダウンロードサービスを付帯し、移動中や外出先でも理論学習を行えるようにしています(有料サービス)。
また、理論暗記の方法から出題パタ-ンの紹介、解答作成における具体的なテクニックまで、税法学習が初めての方に役立つ「理論学習法」も紹介しています。滞納や差押等に関するコラムも紹介し、税法に対する理解・興味がますます深まるよう工夫しました。
巻末には、最近の試験傾向を把握するための情報として、過去10年分の理論の試験問題を掲載しています。
●本書の学習内容●
税金の基礎/税金のスケジュール/国税の滞納/国税の猶予/財産の調査/滞納処分(差押)/滞納処分(交付要求)/滞納処分(換価)/滞納処分(配当)/国税の保全/第二次納税義務/その他の論点に区分し、体系的にマスターできるよう整理しています。
●改訂について●
本書は、2021年4月1日現在の施行法令に基づいて作成しています。
●法改正に伴う改正情報の公開について●
最新の法改正(2022年度の税制改正)による内容の改訂等については、2022年5月中に公開する予定です。
弊社HPより「読者の方へ」⇒「税理士試験/科目」⇒「改正情報」
目次
本書の構成・特長
音声学習コンテンツ『ノウン』(別売)のご案内
著者からのメッセージ
ネットスクールの税理士WEB講座
法令等の改正情報の公開について
1 税金の基礎
1-1 国税通則法の目的・期間及び期限
1-2 時効
2 税金のスケジュール
2-1 申告
2-2 納期限と法定納期限
2-3 納付の方法
3 国税の滞納
3-1 国税徴収法の目的と特色
3-2 国税徴収の当事者
3-3 督促
4 国税の猶予
4-1 通常の納税の猶予・確定手続遅延の納税の猶予
4-2 災害等に基づく納税の猶予
4-3 納税の猶予の申請手続等
4-4 納税の猶予の効果・取消
4-5 換価の猶予
4-6 滞納処分の停止
5 財産の調査
5-1 質問及び検査
5-2 捜索
6 滞納処分~差押 ⑴~
6-1 差押とは
6-2 財産の差押え
6-3 差押換
6-4 差押の効力
6-5 差押の共通的な手続き
6-6 差押の解除
7 滞納処分~差押⑵~
7-1 動産又は有価証券
7-2 引渡命令を受けた第三者等の権利の保護
7-3 債権
7-4 不動産
7-5 船舶又は航空機
7-6 自動車、建設機械又は小型船舶
7-7 第三債務者等がない無体財産権等
7-8 第三債務者等がある無体財産権等
8 滞納処分~交付要求~
8-1 交付要求
8-2 参加差押
9 滞納処分~換価~
9-1 換価
9-2 公売
9-3 随意契約・国による買い入れ
9-4 売却決定
9-5 権利移転手続
10 滞納処分~配当⑴~
10-1 配当
10-2 配当手続
10-3 配当の順位 ~一般的優先の原則~
10-4 配当の順位 ~国税と地方税の調整~
10-5 配当の順位 ~国税と被担保債権の調整~
11 滞納処分~配当⑵~
12 滞納処分~配当⑶~
11・12-1 配当の順位 ~国税と被担保債権の調整~
11・12-2 担保のための仮登記
11・12-3 譲渡担保
11・12-4 国税及び地方税と私債権の競合の調整
13 国税の保全
13-1 繰上請求
13-2 保全差押
13-3 繰上保全差押
13-4 繰上差押
13-5 保全担保
13-6 国税の担保
13-7 納付委託
14 第二次納税義務
14-1 第二次納税義務の徴収手続
14-2 合名会社等の社員の第二次納税義務
14-3 清算人等の第二次納税義務
14-4 清算受託者等の第二次納税義務
14-5 同族会社の第二次納税義務
14-6 同族会社等の行為計算否認等による課税額の第二次納税義務
14-7 無償又は著しい低額の譲受人等の第二次納税義務
14-8 人格のない社団等から財産の払戻し等を受けた者の第二次納税義務
14-9 人格のない社団等の財産の名義人の第二次納税義務
14-10 実質課税額等の第二次納税義務
14-11 共同的な事業者の第二次納税義務
14-12 事業を譲り受けた特殊関係者の第二次納税義務
15 その他の論点
15-1 徴収行政
15-2 税務調査
15-3 不服審査と訴訟
15-4 附帯税
15-5 罰則規定
15-6 納付義務の承継
15-7 更正の請求
理論学習法
① ~暗記理論の選別~
② ~理論暗記のノウハウ~
③ ~暗記の前に規定の本質を理解する~
④ ~復唱による暗記が基本~
⑤ ~入門者の暗記は“牛の歩み”で良いのです~
⑥ ~暗記は最初は誰でも苦労する~
⑦ ~主語は誰か~
⑧ ~文末に要注意~
⑨ ~慣用句の「又は」や「及び」、「若しくは」の記述~
⑩ ~句読点「。」や「、」の使い方~
⑪ ~一字一句完全暗記するのか~
⑫ ~暗記する場所~
⑬ ~差押の表記~
⑭ ~暗記できたと思ったら書いてみる~
⑮ ~丁寧に綺麗な文字で~
⑯ ~黒インクor青インク~
⑰ ~法律の試験であることが前提~
⑱ ~忘れたらまた暗記する~
⑲ ~過去の出題を意識する~
⑳ ~暗記理論のグルグル回り~
巻末付録
過去10年の本試験問題
慣用句の使い方を押さえよう!
前書きなど
まえがき
税法学習は、税理士への真の第一歩!
本書を手にしたみなさんの多くは、税理士試験の会計科目(簿記論、財務諸表論)の受験をされた方や無事合格された方だと思います。よくぞ、ここまで来られました!
そして、いよいよ税法科目の学習をはじめようとされる方にあらためて伝えておきたいことがあります。それは、税理士とは「税法のプロフェッショナルであり、法律家である」ということです。
ですから、税法の学習は税理士への真の第一歩を踏み出したことになります。
ここからまた気を引き締めていけば、税理士試験の合格も間近です。
さて、ネットスクールでは税理士試験を目指す方への資格支援の学校として、画期的なことを行いました。それは、本来、高額な受講料を払ってのみ手にすることのできる講座使用教材を書店やネットショップで市販することでした。
これにより、独学者にも平等に合格を目指す機会を提供することができましたし、また、独学者が同じ教材を使用して講座学習に切り替えられるという利便性を高めることができました。
一方で、講座使用教材を誰もが購入できるということは、講座の付加価値の希薄化を招き、さらには講座のノウハウの流出というリスクも抱えてしまうことになりかねません。
しかしそれでも、人生を賭けてチャレンジする受験生にとってよりよい教材は生命線であり、その気持ちを想像したときに、講座使用教材を市販することについて一縷の迷いも生じることはありませんでした。さらに言えば、講座のノウハウとして主要な要素である講師からの説明を側注として書き添えることで、独学でもより理解の深まる教科書に仕上げることに注力いたしました。
合格するための状況は我々が整えます。
みなさんは、この本で勇気を持って始め、本気で学んでください。
そうすれば、みなさん自身ばかりではなく、みなさんの周りの人たちをも幸せにできる、そんな人生が開けてきます。
さあ、この一歩、いま踏み出しましょう!
税理士WEB講座
講師一同
上記内容は本書刊行時のものです。