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日商簿記1級とおるテキスト商業簿記・会計学Ⅰ基礎編
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年10月25日
- 書店発売日
- 2020年10月23日
- 登録日
- 2020年9月1日
- 最終更新日
- 2024年6月13日
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2022-06-11 |
2刷 | 出来予定日: 2021-07-15 |
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紹介
(1)2024年度施行の試験区分表に対応!
2022年度から新たに加わった収益認識に関する事項はもちろん、最新の出題区分表に対応しています。個々の学習内容を単に羅列するのではなく、関連する内容と共に学習できるように構成されております。
(2)1級の範囲を2冊のテキストで学習できる!
学習される方の負担を減らすために、これまで3冊あった1級商業簿記・会計学のテキストを、2冊にまとめました。
これまで「基礎編Ⅰ」、「基礎編Ⅱ」、「完成編」の3冊であったものについて章立てを変更し、「基礎編」「応用編」の2冊としました。
(3)主な改訂論点
本試験での出題実績及び今後の出題可能性を徹底的に分析し、1級で学習不要と思われる箇所を削除するとともに、重要な論点を新たに追加しました。
・税効果会計の追加論点:評価性引当額の計算、実効税率の変更
・退職給付会計の追加論点:数理計算上の差異の計算方法
目次
はじめに
目次
本書の特徴
日商1級の攻略方法
Chapter1 簿記一巡の手続
Section1 簿記一巡の手続
Chapter2 損益計算書・貸借対照表の構造
Section1 損益計算書の構造
Section2 貸借対照表の構造
Chapter3 資産会計総論・現金預金
Section1 資産会計総論
Section2 現金
Section3 預金
Chapter4 有価証券
Section1 有価証券の分類・表示
Section2 有価証券の取得と売却
Section3 有価証券の期末評価
Chapter5 金銭債権と貸倒引当金
Section1 1級合格のための2級の知識
Section2 金銭債権
Section3 貸倒引当金
Section4 金銭債権の特殊論点
Chapter6 商品の評価
Section1 払出金額の計算
Section2 期末商品の評価
Section3 売価還元法
Chapter7 有形固定資産
Section1 1級合格のための2級の知識
Section2 取得原価の決定
Section3 減価償却
Chapter8 繰延資産
Section1 繰延資産
Chapter9 減損会計
Section1 減損会計
Section2 のれん・共用資産の処理
Chapter10 負債会計(資産除去債務・リース)
Section1 負債会計の基礎知識
Section2 資産除去債務
Section 3 リース会計1
Chapter11 退職給付会計
Section1 退職給付会計
Chapter12 社債
Section1 社債の意義
Section2 会計処理の一巡
Section3 買入償還
Section4 抽選償還
Chapter13 純資産会計1(配当、自己株式)
Section1 株主資本等の分類
Section2 剰余金の配当
Section3 自己株式
Chapter14 外貨換算会計
Section1 外貨建取引
Section2 外貨建有価証券の評価
Section3 為替予約
Chapter15 企業結合
Section1 企業結合の基礎知識
Section2 合併
Section3 交付株式数の決定
Chapter16 連結会計1(資本連結)
Section1 連結会計の基礎知識
Section2 資本連結の基本的処理
Section3 支配獲得日後の処理
Chapter17 連結会計2(成果連結、包括利益)
Section1 債権・債務の相殺消去
Section2 商品売買等の相殺消去
Section3 連結精算表
Section4 包括利益
Chapter18 持分法
Section1 持分法の基礎知識
Section2 持分法の処理
Chapter19 税効果会計
Section1 税効果会計の概要
Section2 会計上と税務上の差異
Section3 将来減算一時差異
Section4 将来加算一時差異
Section5 その他有価証券、その他の一時差異
前書きなど
はじめに
選ばれし者達よ、さあ最高峰に挑もう!
商業簿記・会計学では『収益の認識基準』や『時間価値の
計算』、工業簿記・原価計算では『意思決定会計』や『予算
実績差異分析』といった、本当に力になる知識が、いよいよ
皆さんの前に展開されてきます。それが、日商1級です。
これらの知識の修得は、日商2級という壁を超えるレベルの
人にしか許されていない、というのが現実でしょう。でも、
本書を手に取った皆さんは、既にその条件をクリアしている
ことでしょう。
すべての人の中で、簿記を学ぶ人の割合、その中で2級
レベルまで修得した人の割合を考えれば、それだけでも素晴ら
しいことです。
では、この最高峰から見える景色を想像してみましょう。
今の知識は、皆さんの足元を固める存在になり、目には
真実を見る力が、耳にはあらゆる情報をキャッチする能力が、
足には利害を見ての行動力、手には物事を動かす力が宿って
いるはずです。そしてそこからは、峯続きに税理士、その
向こうには公認会計士という人生も見渡せることでしょう。
つまり、スーパーなビジネスパーソンや経営者になるに
しても、税理士や公認会計士といった士(サムライ)業を
目指すにしても、大いに展望が開ける、それが日商1級です。
いま皆さんは、日商1級という名の大きな扉の前に立ち
尽くしているかもしれません。
でも、よく見てください。
目の前にあるのは、そんな大きな扉ではなく、現金預金、
有価証券といった、いくつもの小さな扉が並んでいるに
過ぎません。未知の扉を1つ1つ開けていくというのは、
これまで皆さんがやってきたことと同じです。
最後にこの扉をうまく開けるコツを、お伝えしておき
ましょう。
それは「楽しむこと」です。
これから目の前に展開されてくる1つ1つの扉を、ぜひ
楽しみながら開けていってください。
この、楽しむという気持ちが、皆さんの未来を輝ける
ものにしていきますから。
上記内容は本書刊行時のものです。