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サクッとうかる社会福祉法人経営実務検定試験会計2級公式テキスト&トレーニング
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年9月11日
- 書店発売日
- 2022年9月8日
- 登録日
- 2022年3月29日
- 最終更新日
- 2022年9月8日
紹介
本書は一般財団法人総合福祉研究会が行う社会福祉法人経営実務検定試験会計2級に対応した『公式テキスト&トレーニング』(テキスト・問題集一体型の書籍)となります。
社会福祉法人経営実務検定試験は社会福祉法人に携わる人々が業務に必要な知識を学ぶことが出来る認定試験となります。
本書にて取り扱う『会計2級』は2021年度まで実施されていた社会福祉簿記認定試験中級から名称が変更となった科目であり、社会福祉法人における財務担当役員レベルの内容となっております。
主に社会福祉法人全体の統括会計責任者や法人理事長、役員ほか、指導的立場にある職員の方々を対象としております。
本書を通じて、いま社会福祉法人で働くみなさまにとっては日々の業務で携わる制度への理解がより深まりますし、またこれから社会福祉法人で働こうと考えているみなさまにとっては身につけるべき知識を着実により深く学ぶことが出来る構成となっております。
社会福祉法人経営実務検定試験会計2級の合格を目指して、一緒に学習を進めていきましょう!
≪本書の特長≫
◆本書は『テキスト』と『問題集』の要素が1冊にまとまっており、社会福祉法人経営実務検定試験会計2級の対策は本書だけで十分な内容となっております。
◆『テキスト』では一般的に読んで分かりにくい箇所をイラストや図を駆使して補足説明しているため、途中で止まることなく“サクッと”読み進められるよう、工夫しております。
◆『問題集』では『テキスト』で学んだ(=インプット)内容を直ぐに確認(=アウトプット)出来るよう各章末に掲載し、身に付けた知識が正しいかチェックすることが可能です。
◆本書の最後には一通り学習が終わった後に挑戦できる本試験のサンプル問題を掲載しておりますので、本試験を想定した総仕上げを行うことが可能です。
なお、社会福祉法人経営実務検定試験の受験にあたっての最新情報は一般財団法人総合福祉研究会のホームページ(https://www.sofukuken.gr.jp/test-10/)等をご確認ください。
目次
はじめに
~社会福祉法人経営実務検定試験を目指される皆様へ~
社会福祉法人経営実務検定試験会計2級のプロフィール
本書の使い方
社会福祉法人マイスター制度
第0章社会福祉法人会計
1社会福祉法人とは
2社会福祉法人の会計制度の変遷
3社会福祉法人の会計基準
4会計原則
第1章社会福祉法人の計算書類
5貸借対照表
6事業活動計算書
7資金収支計算書
8B/S・P/L・C/Fの関係
9会計の区分
第2章収益・費用の会計処理
10事業収益の会計処理
11事業費と事務費の会計処理
12人件費の会計処理
13就労支援事業会計
第3章債権・債務の会計処理
14事業未収金・事業未払金
15未収金・その他の未払金
16長期未払金
17長期借入金
第4章固定資産
18有形固定資産の取得
19有形固定資産の取得に対する補助金
20減価償却(定額法による償却額計算)
21無償取得
22リース会計
23建設仮勘定
24固定資産の廃棄・滅失
25資本的支出と収益的支出
26無形固定資産
第5章有価証券と外貨建資産の評価
27有価証券の分類
28売買目的有価証券
29満期保有目的債券
30外貨建資産
第6章純資産の会計処理
31基本金の組入れと取崩し
32国庫補助金等特別積立金の積立てと取崩し
33その他の積立金
第7章決算
34決算手続き
35徴収不能引当金
36賞与引当金
37退職給付引当金と退職給付引当資産
38役員退職慰労引当金
39試算表の作成
第8章予算と決算
40予算編成(拠点区分)
41予算管理(拠点区分)
42社会福祉法人の計算書類
43拠点区分資金収支計算書
44拠点区分事業活動計算書
45拠点区分貸借対照表
46計算書類に対する注記
47附属明細書
48法人内部の取引
49計算書類の分析と検証
巻末
確認テスト解答解説
サンプル問題解答解説
索引
前書きなど
はじめに
~社会福祉法人経営実務検定試験を目指される皆様へ~
本書を手に取ったみなさんは、いいところに目を付けられましたね。
社会福祉法人における会計処理や経営管理を学習範囲とするこの試験は、その内容の社会的重要性から2022年度に厚生労働省の後援を得るに至りました。
保育から介護に至るまで、あらゆる場面での社会福祉の担い手である社会福祉法人の、会計はもとより経営までも学ぶ『社会福祉法人経営実務検定試験』は、今後、ますます注目され、評価されていくものと思われます。
~社会福祉法人で働く皆様へ~
社会福祉法人に勤めると、最初は現場で働くことが多いかと思われます。
しかしそんな中でよく見ると、ご自身の退職給付制度や、介護保険制度、さらには施設自体への補助金制度など、行政から手厚く保護されていることに気づかれるのではないでしょうか。
誰しも肉体労働的に働くには限界があります。
今は肉体労働的に働いていても、この資格に合格し実力をつけ、いつしか、社会福祉法人の経営の一翼を担える存在になっていくというのも良い生き方ではないでしょうか。
~簿記を学んだ皆様へ~
簿記会計のルールは、産業分野ごとの実態に則して若干異なります。つまり、一般簿記との違いを理解すれば「その分野の会計スペシャリストになれる」ことを意味しています。
社会福祉法人は、全国で21,000法人ほどあり、携わる人も多ければ、お世話になる人はもっと多いのが特徴です。この分野に就転職される方は絶対に取っておくべき資格ですし、将来お世話になる方も知っておいて損はない知識でしょう。
また、この『社会福祉法人経営実務検定試験』は厚生労働省の後援を得たことにより、社会福祉法人での認知も高まり、高い評価を得るようになることは確実です。
社会福祉法人会計では、資金の範囲や基本金の扱いなど、一般簿記と異なる点もありますが、基本的な簿記の考え方はまったく変わりません。
この機会に社会福祉会計を学び、自分自身の価値を高めておいてはいかがでしょうか。
ネットスクール 桑原知之
上記内容は本書刊行時のものです。