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会社決算書アナリスト試験 公式テキスト 第3版 資格教育推進機構(著/文 | 編集) - ネットスクール出版
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会社決算書アナリスト試験 公式テキスト 第3版 (カイシャケッサンショアナリストシケン コウシキテキスト ダイサンハン)

資格・試験
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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ7mm
144ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7810-0280-4   COPY
ISBN 13
9784781002804   COPY
ISBN 10h
4-7810-0280-3   COPY
ISBN 10
4781002803   COPY
出版者記号
7810   COPY
Cコード
C1034  
1:教養 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2020年3月4日
書店発売日
登録日
2019年12月16日
最終更新日
2022年3月9日
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紹介

本書は一般社団法人資格教育推進機構が主催する
「会社決算書アナリスト試験」の公式テキストとなります。
テキスト内の問題で試験対策ができよう作成しております。

①本書は簿記の知識が無い方にも、
会計学の重要性を伝えるために、決算書(財務諸表)から
簿記会計の理解及び技能習得を目指す目的で、
全国の大学教員によって書かれたものです。
マーケティングや経営学、ビジネスの学習のためには、
企業活動を見る眼、センスを養う必要が生じてきます。
このためには、企業の通信簿といわれる
決算書(財務諸表)を読み解く分析能力の取得が必須となります。
また、人生100年時代においては
投資に関する知識(金融資産の管理)は
長寿社会に生きていくための最後の砦となります。
本書により、このセンスを習得していきましょう。

②掲載されている例題は、理解度を深める為にも
実在する企業の有価証券報告書のデータを使用しています。

③第2部では、簿記初学者の方に
帳簿記入の仕組みを分かりやすく説明しております。

目次

会社決算書アナリスト試験規則
会社決算書アナリスト試験細則
受験ガイド  
会社決算書アナリスト試験出題範囲表  

第1部 会社決算書(財務諸表)分析能力の実践
  第1章 会社決算書(財務諸表)分析の必要性 3
    1.社会と会社および会計報告の意義―会社決算書分析の必要性―
    2.会社決算書(財務諸表)の種類と入手方法
  第2章 会社決算書(財務諸表)の見方と解説
    1.貸借対照表(連結貸借対照表)
    2.損益計算書(連結損益計算書)および包括利益計算書(連結の場合)
    3.株主資本等変動計算書(連結株主資本等変動計算書)
    4.キャッシュ・フロー計算書(連結キャッシュ・フロー計算書)
  補章 国際会計基準の財務諸表
    1.財政状態計算書(連結財政状態計算書)
    2.損益計算書(連結損益計算書)
  第3章 決算書分析の手法と考え方
    1.はじめに
    2.決算書(財務諸表)分析の意義
    3.決算書(財務諸表)分析の手法と考え方
    4.まとめ
  【補注】研究:分析手法の例示
  第4章 収益性の分析
    1.はじめに
    2.企業資産ならびに株主資本対利益の分析と評価
      2-1.企業資産収益性の分析
      2-2.株主の立場の収益性
    3.利益率(収益利益率)の分析と評価
    4.効率性の分析と評価
    5.まとめ
  第5章 安全性の分析
    1.はじめに
    2.短期の安全性の分析
      2-1.貸借対照表による方法
      2-2.貸借対照表と損益計算書による方法
    3.長期の安全性の分析
      3-1.貸借対照表による方法
      3-2.損益計算書による方法
    4.キャッシュ・フロー計算書も利用した分析
    5.まとめ
  第6章 企業価値の分析―株価情報と決算書情報―6
    1.はじめに―企業評価の意味と意義―
    2.企業価値評価の方法
    3.まとめ
  第7章 「会社決算書アナリスト試験」問題の例示
    1.はじめに
    2.「会社決算書アナリスト試験」問題
    3.まとめ
  資料 決算書(財務諸表)分析指標の計算問題例

第2部 会社決算書分析の展開と簿記学習への誘い
  第8章 株式投資の実践―決算書(財務諸表)分析による投資の仕方―
    1.はじめに
    2.投資の目的
    3.投資意思決定と決算書分析
    4.まとめと展開
  第9章 決算書(財務諸表)を用いた経営分析と経営戦略
    1.はじめに
    2.損益分岐点分析の基本
    3.決算書を用いた損益分岐点分析(企業の収益構造の分析)
    4.安全余裕率(安全率)と経営レバリッジ係数
    5.次年度に向けた経営計画(企業管理からマーケティングへ)
    6.まとめと展開
  第10 章 決算書作成の仕組み:簿記の概観と簿記学習の必要性
    1.はじめに
    2.貸借対照表と損益計算書の作成
    3.まとめと展開

前書きなど

「会社決算書アナリスト試験」を受験する皆様へ
 本書は、一般社団法人・資格教育推進機構が行う
「会社決算書アナリスト試験」のテキストである。
この試験の合格者には、国際化も意識し、
和文・英文並記の合格証が発行される。
 そもそも、この試験を創設した意図には、3つある。
 1つは、いわゆる「簿記離れ」の現象に対する危機感である。
これまでの簿記の学習法では、
先ず「取引の結合表」を典型とする
簿記の原理・原則の習得から入るべきものであると信じられてきた。
このような学習法が現代教育を受けた若者に、
簿記の必要性の自覚と親近感を喪失させてきたのではないか。
これに対し、登るべき山(目標)を見せてから
登山(技術)に誘導するように、
簿記が作成し経済社会を支えているもの
「決算書(財務諸表)」を見せてから、
それを作成する技術・簿記に誘導しようとする意図である。
社会がお金で成り立っている以上、
お金を対象とする簿記会計の理解および技能習得は必須のものである。
この状況で簿記離れは
とりわけ経済・経営・商学系の学問を
目指す者にとって忌々しき問題である。
 第2の意図として、経営学やマーケティングなど、
ビジネスの学習のためには、
企業活動を見る眼、センスを養っていかなければならない。
このためには、企業の通信簿といわれる
決算書(財務諸表)を読み解く分析能力の取得が必須である。
これは、経営管理はもちろん、
起業など、実際の経営において重要な事は言うまでもない。
 第3に、自分自身の生き方の問題としての投資教育の必要性である。
しばしば「年金は大丈夫?」という話を耳にする。
また、これまで日本の会社を支えてきた
終身雇用や年功序列制度の廃止も議論されている。
他に生産手段を持たない人にとっては、
金融資産の管理は長寿社会に生きていくための最後の砦になる。
このテキストにより、このセンスを習得できるはずである。
 なお、会社決算書アナリスト試験受験のための知識の習得のためには、
第1部の学習で充分である。
第2部は、更なる勉学へ誘導する意図の基に書かれている。
 本テキストは、このような志に賛同した
全国の大学の教員によって書かれている。
また、志を理解し、刊行に協力を惜しまなかった
ネットスクールの桑原知之社長を始め関係スタッフの皆様そして、
本書の編集に携わった𠮷川史織氏には改めて感謝を申し上げる。

2020年3月
一般社団法人 資格教育推進機構
 理事長
一橋大学名誉教授 商学博士 新田 忠誓

上記内容は本書刊行時のものです。