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正しい貧乏青年の食卓
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年7月
- 書店発売日
- 2011年7月21日
- 登録日
- 2011年7月1日
- 最終更新日
- 2024年6月7日
書評掲載情報
2011-10-29 | 週刊実話 11月12日号 |
2011-08-28 | 毎日新聞 |
2011-08-15 | BUBKA 2011年10月号 |
2011-08-02 | サンデー毎日 8.14号 |
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紹介
お菓子のカールを粉チーズの代わりに使ったスパゲティ「カールボナーラ」、ただでもらえる天カスをピザ風トーストに仕上げる「ドリームジャンボ宝カス」、お金がないときでも堂々と仲間と一緒にランチタイムを楽しめる「ほっかほっか亭 デラックス・ライス」(弁当の空き容器を使用、中身は全部ライス)、もやしで一週間食いつなぐレシピなどなど、馬鹿馬鹿しくも笑えるビンボー料理を全点写真付きで紹介。
雑誌「BURST」で連載されていた同タイトルに加筆・修正をほどこし単行本化。
目次
はじめに
01 イタだくぜ!! 貧乏食マフィア
02 ボーイ・ミーツ・ミート
03 ジャー道に邪道なし!!
04 エブリデイ貧乏で弱虫!!
05 床喰い向上計画
06 たこ部屋 DE たこ焼き!!
07 労働者の味方ヤマザキ・パンクス!!
08 100円ショップで一日一膳
09 おふくろ便改造計画
10 万能調味料貧乏っタレを作ろう!
11 永定食で成りあがれ!
12 もやし一週間貧困さんいらっしゃ~い
13 勝ち抜き男のカス自慢
14 コレステロール万歳動脈硬化上等!!
15 給料三日前!! ランチタイム大作戦
16 ヤング★まん!!
17 DJ気分でリミックス貧乏食
18 貧乏貴族サラリーマン男爵
19 魅惑の食材粉を使いこなせ!!
20 実家でかくれて貧乏夜食
21 キャベツを腐らせたことはないか?
22 韓流ドラマ冬の四男坊
23 男は黙って世知カレー
24 日本人ならバーガーは持ち帰れ!
25 貧乏生活の大敵風邪は高い!!
26 I LOVE 油(ユ)、OK
27 新春 鍋駅伝大会
28 地球に優しい貧乏食ECO
29 寝ながら喰うならこんなメシ
30 イボは相棒、結束は堅く!
31 ちゃんと食べてる?
32 指切りげんまんビンボー神との約束
プロフィール/出演者
前書きなど
諸君には「お金がないくせにお腹減っちゃったよ」ということがないだろうか?
給料日まで一週間もあるのに三千円しかない!
旅行に行ってスッカラカン!
飲んで調子にのって使っちゃった!
そもそも働いてない!
もしも、空腹や貧乏が気遣ってくれて「今月は映画館行きまくってたな」や「またギター買ってたし」などで遠慮してくれるならいいが、そんなことはおかまいなしにお腹は減ってしまう。
我々はこのようなとき、どうすればいいのだろう。
少しの間なら喰わずに寝ててもいい。
でも、生きている限り何かを食べ明日にたどりつかなければならない。
じゃあいったい何を思い、何を食べて明日を待てばいいんだ。
本書ではそのような疑問に答えるべく、あらゆるシーンに対応した心構え&食事法を用意した。
最近肉との出会いがない。もやしで一週間つなぎたい。テーブルないけど腹減った。ランチタイムに隠れてたけど、みんなと食べたい。DJ風に食べてモテたい。たこ部屋に住んでるけど、国際交流には興味ある。実家でバレずに夜食を食べたい。永ちゃん大好き……。
若いうちにお金がないのは、しょうがないこと。シャレになるうちは、しばらく忘れ、ゆっくり音楽を聴き、映画を観て、バイクに乗って街を眺めよう。
そのうちなんとか、とは言わないけれど、ギリギリまで忘れ、スレスレまで笑う。それから働こう。
空腹なんて飼いならせるし、お金がないのもしょうがない。それなら笑って差し上げよう!
版元から一言
ひとり暮らしを始めてはや13年です。
上京したてのころは、渋谷のミニシアターで映画、高円寺でいままではCDでしか聞いたことなかったバンドのライブ、連夜居酒屋へ行っては覚えたての「ほっけのひらき」なんかを肴にアルコール度数の割には単価の高いビールなどを飲んでいました。
で、二週間もすると「今月あと5000円」という事態に陥ります。
一日500円で、タバコが230円だから……なんて割り算をして、けっきょく面倒くさくなって発泡酒飲んで寝て過ごそうとするわけですが、それでもお腹は空く。
本書は、いわゆる節約レシピ集ではありません。「おっ、やってみようかな」という実用的なレシピは2割くらいで、「んなアホな」と馬鹿馬鹿しくも笑えるレシピが大半を占めています。
ちなみに自分は本書「男は黙って世知カレー」で紹介されている「釜カレー」(レトルトカレーを米と一緒にジャーで炊く)を試したことがあります。レトルトカレーを普通に喰ったところで、胃に送り込める米は多くて1合くらい。そのときは、米3合を一緒に炊いたら味の薄いカレーピラフといった感じで2日間食いつなぎました。これは実用的レシピの代表ですね。
「貧乏」という切り口で、どこまで真剣におふざけできるか。
そんな極限を追求したドキュメンタリーが本書です。
[担当編集・高橋大輔]
追記
書影としての利用はご自由に。写真、イラストのみの利用はお問い合わせください。
上記内容は本書刊行時のものです。