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青春 1968 石黒 健治(写真・文) - 彩流社
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青春 1968

発行:彩流社
B5変型判
縦235mm 横182mm 厚さ15mm
重さ 620g
184ページ
並製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7791-2453-2
Cコード
C0072
一般 単行本 写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年4月
書店発売日
登録日
2017年12月28日
最終更新日
2018年4月24日
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書評掲載情報

2018-06-02 朝日新聞  朝刊
2018-05-13 東京新聞/中日新聞  朝刊

紹介

五木寛之 序文

 1960年代に燃えた人びとは、その時代とともに死ぬのである。
その意味でこの写真集は、
1968年に生きた人びとの墓標のようなものだろう。

 平成も終る。新しい時代が始まれば、
昭和はさらに遠景として遠ざかっていく。
1968年という戦後の時代を画した若者たちの時代も、
はるかな昔の物語となっていくのだ。

 人物写真は、その人間の一瞬を切り取るだけだ。
しかし、その一瞬に永遠の時間が漂っている。
一瞬だからこそ意味があるのだ。

 ここに切り取られたどの人物も、
時代の漂流者、デラシネたちである。
マスコミの表皮を疾走しつつ一瞬の光芒にきらめいた群像だ。
その一瞬に永遠がある。
(「序文」より)


2018年は、明治維新より150年、激動の1968年からは
50年目の年に当たります。

本書は、その1968年の1月から一年間、
「若者のシンボル――クール時代の若き獅子たち」と題して
「アサヒカメラ」に連載された写真を軸に、
蠍座のパンフ、「アサヒグラフ」、「アサヒジャーナル」、
「婦人公論」、「新評」等に発表した写真を加え、
激動の時代の“主役”とも言うべき、
当時のスターの若き日の肖像を、俯瞰的に活写した
68年を象徴する写真集です。

収録した方々
寺山修司、唐十郎、根津甚八、カルメン・マキ、戸川昌子、
川端康成、吉永小百合、太地喜和子、水上勉、北杜夫、
井上光晴、生島治郎、大岡昇平、岸田今日子、福田恒存、
遠藤周作、安部公房、千田是也、岩城宏之、中村紘子、
永六輔、萩元晴彦、野末陳平、前田武彦、芳村真理、ホキ徳田、
浜美枝、ペギー葉山、坂本九、ザ・タイガース、日野皓正、
藤圭子、緑魔子、石橋蓮司、沖雅也、荒木一郎、中村晃子、
釜本邦茂、由美かおる、若林映子、小松原庸子、眞帆志ぶき、
五木寛之、小沢昭一、野坂昭如、篠田正浩、若松孝二、足立正生、
羽仁進、大島渚、若林美宏、炎加世子、寺田農、栗原小巻、
山崎努、松原智恵子、緒方拳、佐藤友美、市原悦子、石井くに子、
石坂浩二、沖山秀子、桃井かおり、秋山勝行、岡村昭彦、
高倉健、藤純子、高橋英樹、鶴田浩二、北島三郎、若山富三郎、
津川雅彦、長門裕之、菅原文太、内田稔、西沢利明、楠侑子、
葛井欣士郎、水野久美、左時枝、加賀まりこ、山口崇、
ニコラ・バタイユ、朝倉攝、勝部演之、松川勉 、川口知子、
加藤治子、高橋昌也、小林トシ子、村井志摩子、清水邦夫、
三代目市川猿之助、小川真由美、浅丘ルリ子、
十七代中村勘三郎、岡本太郎、デヴィ・スカルノ、鈴木いずみ、
今村昌平、天澤退二郎、星由里子、鰐淵晴子、林隆三、
村田英雄、川久保玲、
高田賢三、コシノ・ジュンコ、原田芳雄、アイ・ジョージ、
青山ミチ、ジュリエット・グレコ、由紀さおり、リリィ、
加藤登紀子、つげ義春、浅川マキ、横尾忠則、小澤征爾、
石元泰博、水木しげる、吉増剛造、澁澤龍彦、深沢七郎、
土方巽、三島由紀夫、美輪明宏(掲載順)

著者プロフィール

石黒 健治  (イシグロ ケンジ)  (写真・文

いしぐろ・けんじ
写真家。
1959年、桑沢デザイン研究所終了。
同年、写真協会新人奨励賞受賞。
主な写真展には
「不幸 な若者たち」「ナチュラル」「シアター」
「夫婦の肖像」「琉球弧物語抄」 等がある。
著書・写真集に
『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s』
(文遊社、2006)、
石黒健治作品集〈第1巻〉『広島HIROSHIMA NOW』
(深夜叢書社、1970)、
石黒健治作品集〈第2巻〉『ナチュラル』
(ノーベル書房, 1992)、
石黒健治作品集〈第3巻〉『不思議の国』
(彩流社、2015)、
『サキエル氏のパスポート―愛と幻の満州国へ』
(光人社、2001)、
『健さん』(彩流社、2015)、
等があり、『憂魂、高倉健』(国書刊行会)には
多数の撮影写真が収録されている。
その他、映画『人間蒸発』(今村昌平監督)の撮影監督、
『無力の王』(東映セントラル)では監督も担当している。

上記内容は本書刊行時のものです。