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ナノ・ソート 杉田 敦(著) - 彩流社
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ナノ・ソート 現代美学、あるいは現代美術で考察するということ

芸術
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発行:彩流社
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ26mm
重さ 440g
330ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7791-1299-7   COPY
ISBN 13
9784779112997   COPY
ISBN 10h
4-7791-1299-0   COPY
ISBN 10
4779112990   COPY
出版者記号
7791   COPY
 
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2008年1月
書店発売日
登録日
2019年6月26日
最終更新日
2019年6月26日
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紹介

現代の美学のために――現代美術についてではなく、現代美術で考える、ひとつの実践としての極小の思考(ナノ・ソート)。

ドクメンタ11からドクメンタ12へ。
ヴェネツィア・ビエンナーレ、マニフェスタ、ミュンスターの彫刻プロジェクト、
社会彫刻、開かれた作品、オルタナティヴ、PC(政治的正当性)。

作品を制作することだけがアートではない、誰もがアートをとおして世界に言及することができる――アーティストだけでなく、間接的に関わるキュレータ、表現を受け止める観衆について、そして日常生活から発言するための方法としてのアートを考える。

目次

世界に沈黙する危険と、世界に言及する危険
  ……アートと社会の関係について

フィクションとしての歴史
  ……事実を覆い隠すもの、あるいは世界から切断されたもの

二つのボールを追いかけて……
  ……ウリ・ツァイの、見つめえぬものと名づけえぬもの

キッチンという工場
  ……モナ・ハトゥムとジャニーヌ・アントーニ

二人のジョアン
  ……愛と妖精と、そして世界

水滴の彼方
  ……イリヤ・カバコフの美術館と共同キッチン

そしてそこに、傷口が密かに口をあけた
  ……ピピロッティ・リストという凶器

存在としての光
  ……ジェームズ・タレルという視覚理論

フォトジェニックの憂鬱
  ……ウォルフガング・ティルマンスという純粋

古着屋の奥からの視線
  ……クリスティン・ヒルとボイス、そしてエーコ

小さな物語の復権
 ……アッティラ、アタマン、ケントリッジ

道は身体のただなかに終わる?
  ……知識という抑圧から逃れて

階段の下の作業部屋
  ……フィッシェリ&ヴァイスの奇妙な歪み

丘を下り、雑踏のなかへ
  ……多視点の歴史、実践としての言説

前書きなど

■本書で言及するアーティストたち……
アトラス・グループ、ジリアン・ウェアリング、マリア・ルジターノ
ゲルハルト・リヒター、ウリ・ツァイ、モナ・ハトゥム、ジャニーヌ・アントーニ
ジョアン・ロウロ、ジョアン・タバラ
イリヤ・カバコフ、ピピロッティ・リスト、マリナ・アブラモビッチ
ジェームズ・タレル、ウォルフガング・ティルマンス、
クリスティン・ヒル、ヨゼフ・ボイス、
エイヤ=リサ・アッティラ、クトゥルー・アタマン、ウィリアム・ケントリッジ、
リネケ・ダイクストラ、古橋悌二、ダムタイプ、フィッシェリ&ヴァイス、
アルトゥール・ジミェフスキ……

■そのほか登場するアーティスト、キュレータ、批評家、作家たち……
オクウィ・エンヴェゾー、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、ウタ・メタ・バウアー
ボリス・グロイス、ロジャー・マルティン・ブーゲル
伊奈英次、桑原史成、重森弘淹
マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホール
トーマス・ヒルシュホルン
ナン・ゴールディン、ナム・ジュン・パイク
ロバート・キャパ、ベッヒャー夫妻、ジェフ・ウォール、マーティン・パー
リチャード・ミズラック
ジョン・ケージ、ギャヴィン・ブライアーズ
カールハインツ・シュトックハウゼン、グレン・グールド
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン、エルンスト・マッハ、ロラン・バルト
ウンベルト・エーコ、アントニオ・タブッキ、フェルナンド・ペソア
ブレーズ・サンドラール、ジェームズ・グラハム・バラード
ジェームズ・ジェローム・ギブソン、ジュリア・クリステヴァ
ピエール・ブルデュー、エルンスト・ブロッホ
マーシャル・マクルーハン、ルイス・マンフォード
エドワード・サイード、ハンス・ペーター・デュル
アドリアーノ・ソフリ、マイケル・ムーア……

版元から一言

■書評……『季刊 d/SIGN デザイン』no.16/阿部嘉昭氏(太田出版 08年8月)
     『美術手帖』09.1月号/国境を超える10冊の本「いま読むべきアートブック300」

著者プロフィール

杉田 敦  (スギタ アツシ)  (

atsushi sugita.
女子美術大学芸術学部・大学院芸術表象研究領域・准教授、批評家。名古屋大学理学部物理学科卒業。現代美術と哲学、科学、メディアの関係について論じる。慶應義塾大学、京都造形芸術大学、愛知県立芸術大学などでも講義を行なう。オルタナティヴ・スペース art&river bank(www.art-and-river-bank.net)の運営も行なっている。著書『メカノ 科学の機械、美学の機械』(青弓社、1991)、『ノード 反電子主義の美学』(青弓社、1994)『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房、1998)のほか、文化紀行として『白い街へ』(彩流社、2002)、『アソーレス、孤独の群島』(彩流社、2005)があり、展覧会論文に「存在としての光」(James Tuirrell、水戸芸術館)訳書として『機械たちの戦争』(マヌエル・デ・ランダ著、アスキー出版社、1997)などがある。現在(2007/11)『美術手帖』誌(美術出版社)で『連載…アートで生きる/アートとかかわる』に度々、登場中。

上記内容は本書刊行時のものです。