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書庫をあるく
アーカイブの隠れた魅力
A5判
264ページ
価格
2,300円+税
- 初版年月日
- 2024年12月25日
- 発売予定日
- 2024年12月13日
- 登録日
- 2024年8月1日
- 最終更新日
- 2024年11月29日
紹介
「図書館で本を見るとき、開架の書棚はその図書館のいわばよそ行きの顔であり、本質はむしろ、書庫にこそあるのではないか--。」(はじめに)
そんな著者の疑問から、本書の企画はスタートしました。
全国各地の図書館・資料館の、利用者が普段は入ることができない閉架書庫に足を踏み入れ、そこで出会った本や資料を紹介するとともに、書庫内を知り尽くす「ヌシ」のような館員の皆さんに、資料の管理や活用について取材を重ねてきました。全国各地にある15館の図書館・資料館の魅力の源泉に迫ります!
(「日本の古本屋」メールマガジン人気連載の書籍化です)
目次
はじめに
《地域の知を育てる》
県立長野図書館 --書庫の「中」と「外」をつなげる
伊那市創造館 --時代の風を受けながら
宮城県図書館 --「本の虫」たちの系譜
長岡市立中央図書館・文書資料室 --戦災から復興した「文化の町」の象徴
釧路市中央図書館・釧路文学館 --「文学の街」の底力
《遺された本を受け継ぐ》
東洋文庫 --本の旅の果てに
国立映画アーカイブ--個人コレクションをめぐるドラマ
草森紳一蔵書--草森さんの本は川を渡って
大宅壮一文庫--「集団知」が生んだ雑誌の宝庫
遅筆堂文庫--小さな町に「本の海」が生まれるまで
《本を未来へ》
国立ハンセン病資料館--患者たちの手で集め、守った資料
長島愛生園神谷書庫--バトンは受け継がれる
大島青松園--島の読書生活をたどる
新潮社資料室--出版史を体現する資料に囲まれて
日本近代文学館--作家たちが託した夢
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。