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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(その他)
アート・パワー
原書: Art Power
発行:現代企画室
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ30mm
重さ 500g
356ページ
並製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年2月
- 書店発売日
- 2017年2月14日
- 登録日
- 2017年1月26日
- 最終更新日
- 2017年9月20日
紹介
芸術の終焉後に、新しいアートを始めるために
商品かプロパガンダか?アートはどこから来て、今どこに向かおうとしているのか?
コンテンポラリー・アートを牽引する美術批評家ボリス・グロイスによって明らかにされる美術の現在。
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「コンテンポラリー・アートとは趣味の過剰であり、そこには趣味の多元性も含まれている。この意味で、それは多元的な民主主義の過剰であり、民主的な平等性の過剰である。この過剰は、趣味と力の民主的均衡を安定させると同時に不安定にする。実際、現代の芸術を全体として特徴づけているのは、このパラドクスなのだ。
私がここで告白しなければならないのは、本書に収められた私自身のエッセイもまた、今日のアートワールドにおけるある種の勢力均衡に貢献することを願って書かれたということだ-すなわち、政治的プロパガンダとして機能する芸術のための余地を、アートワールドのなかにもっと見出すことを願って。
私たちが近現代の芸術(モダン・アート)作品と呼ぶ、芸術家が偶像破壊を流用して生み出したパラドクス・オブジェクトが、いかに続く論考の、直接的ないし間接的な主題である。」(本書「序」より)
上記内容は本書刊行時のものです。