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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(その他)
植民地を謳う
シャンソンが煽った「魔性の楽園」幻想
発行:現代企画室
四六判
縦193mm
横136mm
厚さ19mm
重さ 310g
228ページ
上製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年7月
- 書店発売日
- 2011年7月28日
- 登録日
- 2011年7月15日
- 最終更新日
- 2012年4月17日
紹介
フランスはかつて一大植民地帝国であった。アジア、太平洋、アラブ、アフリカ、アメリカ大陸の一部にまでその支配力を及ぼした。現地の人びとを「野蛮人」や「食人種」として侮蔑しながら、男たちはそこに楽園幻想を抱き「女・裸・阿片」を謳い上げる「植民地シャンソン」を生み出した。その時代は、終わりを告げたのだろうか?
【人間の想像力が作り出した〈白鯨〉や〈ゴジラ〉のような】
「巨大な妖怪が原子力発電所に姿を変えて現代に甦った。福島原発が齎した今回の大災害は、間違いなく、この奢れる妖怪が奏でた滅びに至る魔曲だと言える。ニューカレドニアの大族長ベルジェ・カワ氏は、生きとし生けるものにとって一番大切なもの、一番神聖なものは土だ、と力説した。いま、生命の根源を破壊した原発事故のニュースを、カワ氏はどのような思いで受け止めているだろうか。」―本書より
上記内容は本書刊行時のものです。