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裁かれた進化論 中野五郎(著) - 仮説社
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やまねこブックレット 4

裁かれた進化論

発行:仮説社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ4mm
重さ 85g
48ページ
並製
定価 700円+税
ISBN
978-4-7735-0246-6
Cコード
C0340
一般 全集・双書 自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年12月
書店発売日
登録日
2013年11月29日
最終更新日
2013年12月26日
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紹介

1920年代,アメリカ南部のテネシー州で一つの法律が施行された。学校で「進化論」を教える事を禁じるこの法律は激しい論争を巻き起こし,アメリカのみならず全世界の注目を浴びる事になる。
学校で進化論を教えた事で教師が告訴されるという,アメリカで実際にあった裁判(通称「モンキー裁判」)を通して,アメリカを中心に今も続く「進化論」と「創造論」の戦いに迫る。(解説:清水龍郎)

目次

はじめに
進化論を禁止したテネシー州法
青年教師の挑戦
モンキー裁判をめぐる人々
信仰と理性の対決
奇抜な大論戦
つわものどもの夢のあと
「裁かれた進化論」解説

前書きなど

 「裁かれた進化論」はふつうの少年少女向きの科学読み物にはあまり見られない変わった読み物です。それもそのはず、これはもともと科学読み物という規制の枠で少年少女のみなさんの読み物として書かれたものではないからです。これは実は『週刊朝日』(朝日新聞出版)の一九五四年春季増刊号のために書かれたものなのです。著者の中野五郎さんは当時新聞記者で、海外事情、とくにアメリカについてくわしい腕ききのジャーナリストです。
  十九世紀なかばにダーウィンらの努力によって樹立された進化学説が、二十世紀になってもまだ社会的な大騒動を起こしたということは笑ってすまされぬ問題で、科学と迷信、科学と偏見との根強い対立を物語っています。この作品は新聞記者らしい軽いタッチで底に笑いをひそめながらも、この深刻な問題を平易に読者に訴えているといってもよいでしょう。少年少女の科学読み物としてこれからどしどしこんな読み物が書かれると良いと思います。

著者プロフィール

中野五郎  (ナカノゴロウ)  (

1906年 東京に生まれる。
1930年 東京帝国大学法学部卒業。
 朝日新聞社に入りニューヨーク特派員など歴任十八年。戦後辞任し,評論家,戦史家となる。1972年没。
主な著訳書
『かくて玉砕せり』(日本弘報社,1948),『B29』(サンケイ新聞社出版局,1971),『アメリカの暗黒』(角川書店,1954),『記録写真 太平洋戦争』(カッパブックス,1956),『レイテ湾の日本艦隊』(ジェームス・A.フィールドJr著, 日本弘報社,1949),『太平洋戦争アメリカ海軍作戦史』(サミュエル・E.モリソン著,改造社,1950),『カティンの森の夜と霧』(J.K.ザヴォドニー著,読売新聞社,1963)。

清水龍郎  (シミズタツロウ)  (解説

1952年 東京に生まれる。
1972年 埼玉大学理工学部生化学科に入学。1976年,名古屋大学大学院理学研究科に進み,「酵母菌の性ホルモン」について研究する。
1978年 埼玉県立春日部東高校に勤める。生物部の顧問になり,以後,生物学と生物学教育に熱中。1986年ごろ,仮説実験授業を本格的に行なうようになる。
1986年 東レ理科教育賞受賞「遺伝教材としての酵母菌」。
1996年 種の概念についての授業書『生物と種』を公表。
1996年 埼玉県教育長表彰(理科教育)。
2002年 読売教育賞理科教育部門最優秀賞受賞。
仮説実験授業研究会会員。埼玉たのしい科学ネットワーク代表。
主な著書『高校生におくる たのしい学び方・考え方』(仮説社)

上記内容は本書刊行時のものです。