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言語的思考へ 竹田 青嗣(著) - 径書房
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言語的思考へ (ゲンゴテキシコウヘ) 脱構築と現象学

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発行:径書房
四六判
縦195mm 横138mm 厚さ27mm
重さ 490g
336ページ
上製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7705-0179-0   COPY
ISBN 13
9784770501790   COPY
ISBN 10h
4-7705-0179-X   COPY
ISBN 10
477050179X   COPY
出版者記号
7705   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2001年12月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

――デリダ的脱構築は本質的思考ではない――
フッサール現象学を独自に展開させ、言語における意味の本質を「信憑構造」というキーワードによって徹底的に論じた、竹田哲学の集大成。ポストモダニズムによって捏造された「言語の謎」を告発し、現象学による「まっとう」な言語理解に世界ではじめて架橋する画期的論考。
「立ち止まって深く考えること」をタブー化するポストモダニズムと決別し、20世紀末に私たちを覆った〈差異の戯れ〉からの脱出を試みる!

【本書で扱うキーワード】
脱構築・東浩紀・デリダ・主体の死・エクリチュール・差延・記号論・正義のパラドクス・否定神学・指示理論・フッサール・言語コンテクスト・一般言語表象・純粋自我・ハイデガー・信憑構造・超越項・ヴィトゲンシュタイン・言語の多義性……

目次

『言語的思考へ』の目次
1章……現代の反形而上学――『声と現象』のマニフェスト
ヨーロッパ思想の自己克服/脱構築的マニフェスト/根源概念の禁止/エクリチュールと主体の死
2章……デリダ的脱構築と懐疑論
「純粋自我」の逆説/懐疑論の本質/差延と超越性
3章……「現象学的」言語理論について
形而上学の解体/言語ゲーム/「言語」の現象学/ハイデガーの言語意味論
4章……エクリチュールと「作者の死」
言語の信憑構造/言語の「意味」とは何か/エクリチュールの構造/文学テクストの本質
5章……一般言語表象
一般言語表象と言語の多義性/指示理論について
6章……「意味」の現象学
「意味」の存在論/「発語」の現象学/規則のパラドクス
7章……「正義」のパラドクスと「否定神学」
否定神学/正義のパラドクス/倫理の現象学
終章……現代的「超越項」
「語りえないもの」の複数性/現代的「超越項」について

前書きなど

「これまでわたしは、現象学の可能性の原理を祖述しつづけてきた。が、いまやその方法が具体的に遂行されなくてはならない。実存論的存在論もまた敷衍されるだけではなくさらに展開されなければならない」(「あとがき」より)

版元から一言

竹田青嗣氏、3年ぶりの書き下ろしです。現象学によるまっとうな哲学的思考を私たちに提示しています。

著者プロフィール

竹田 青嗣  (タケダ セイジ)  (

1947年生まれ。明治学院大学国際学部教授。哲学者。『自分を知るための哲学入門』『現象学入門』『世界という背理』『エロスの世界像』『プラトン入門』など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。