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蒋介石の戦時外交と戦後構想――1941―1971年 段 瑞聡(著) - 慶應義塾大学出版会
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蒋介石の戦時外交と戦後構想――1941―1971年 (ショウカイセキノセンジガイコウトセンゴコウソウセンキュウヒャクヨンジュウイチネンカラセンキュウヒャクナナジュウネン)

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A5判
496ページ
上製
価格 6,800円+税
ISBN
978-4-7664-2730-1   COPY
ISBN 13
9784766427301   COPY
ISBN 10h
4-7664-2730-0   COPY
ISBN 10
4766427300   COPY
出版者記号
7664   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月30日
書店発売日
登録日
2021年2月15日
最終更新日
2021年3月19日
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書評掲載情報

2021-05-15 日本経済新聞  朝刊
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紹介

<戦後国際秩序への関与と反帝国主義の相剋>

失地回復、不平等条約の撤廃、アジア諸民族の独立を掲げつつ、
米英ソに依存し、国連構想および戦後日本との和解を模索した蔣介石。
「日記」など一次資料を駆使し、未完に終わった「革命」の軌跡をたどる。

目次

序 章  革命と戦争の世紀における蔣介石

 第一部 戦時外交と戦後構想
第一章 太平洋戦争勃発以前の外交戦略

第二章 一九四二年のインド訪問――中華思想、反帝国主義、アジア意識の吐露

第三章 太平洋戦争前期における戦後構想―― 一九四一― 一九四三年

第四章 国連の成立と国際的地位の向上――ダンバートン・オークスからサンフランシスコへ

 第二部 戦後処理と日中、米中関係
第五章 戦後初期の対日講和構想(一)――対日講和条約審議委員会

第六章 戦後初期の対日講和構想(二)――三つの講和条約草案
 
第七章 戦後初期における対日関係の模索―― 一九四八年の張群の日本訪問

第八章 「中国白書」の衝撃と米中関係の動揺

 第三部 継続革命論と正統性の争い
第九章 第三期国民革命の中心理論の構築

第一〇章 「二つの中国」問題と国連代表権――アフリカを舞台として

終 章 革命理念から戦後構想へ――模索とその限界

著者プロフィール

段 瑞聡  (ダン ズイソウ)  (

慶應義塾大学商学部教授。1967年生まれ。
中国・内蒙古大学外国語学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。
専門分野:中国政治史、戦後日中関係、蔣介石研究。
主要業績:
 『蔣介石と新生活運動』(単著、慶應義塾大学出版会、2006年)
 『改訂版 岐路に立つ日中関係』(共編著、晃洋書房、2012年)
 『新版 5分野から読み解く現代中国』(共著、晃洋書房, 2016年)
 『〈日中戦争〉 とは何だったのか』(共著、ミネルヴァ書房、2017年)、ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。