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カップル・カウンセリング入門
関係修復のための実践ガイド
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月20日
- 書店発売日
- 2022年6月10日
- 登録日
- 2022年4月8日
- 最終更新日
- 2022年6月9日
紹介
カップルカウンセリングは個人療法の単なる拡張ではない。カップルの「二つの視点」の間で複雑な関係におかれるセッションをどう構造化すればよいのか。社会文化的な影響を探究し,カップル自らが「物語」るよう導くセラピーを展開。性的な問題,不貞,暴力・虐待といった「固有の問題」を取り上げ,実践的にガイドする。
■本書の主な目次
●第I部 概念と実践
第1章 個人カウンセリングとカップル・カウンセリング
第2章 ナラティヴ・セラピー
●第II部 カウンセラーとカップルに与える社会文化的影響
第3章 カップル関係をめぐる文化的に形成された考え方
第4章 カウンセラーと異なる性的指向、年齢、文化的背景のカップル
●第III部 セッションの構造
第5章 初回ジョイントセッションのフレームワーク
第6章 初回後のジョイントセッション
第7章 必要に応じた個人セッション
第8章 アドバンスド・プラクティス
●第IV部 固有の問題
第9章 危機を招く恐れのある緊張関係
第10章 友人や家族との問題
第11章 性的な問題
第12章 不貞
第13章 暴力と虐待
目次
日本の読者のみなさまへ
推薦の言葉
謝 辞
はじめに
個人的な覚え書き
ナラティヴ・アプローチ
本書の目的と構成
マイケル・ホワイト
第Ⅰ部 概念と実践
第1章 個人カウンセリングとカップル・カウンセリング
カップル・カウンセラーの必要性
ジレンマ
応用可能なスキル
▼ ディスカッション
第2章 ナラティヴ・セラピー
適切なアプローチ
人生の物語と問題の物語
自分自身のストーリー
ナラティヴ・セラピーの一例
第Ⅱ部 カウンセラーとカップルに与える社会文化的影響
第3章 カップル関係をめぐる文化的に形成された考え方
「真実」とされていること
カップル関係の形態
▼ ディスカッション
第4章 カウンセラーと異なる性的指向、年齢、文化的背景のカップル
性差
年齢差
文化的な違い
▼ ディスカッション
第Ⅲ部 セッションの構造
第5章 初回ジョイントセッションのフレームワーク
最初のコンタクト
初回ジョイントセッションのフレームワーク(70分)
◆ 早期の段階において、例外を探求したくなる誘惑に抵抗する
▼ ワーク 「初回ジョイントセッションのロールプレイ」
第6章 初回後のジョイントセッション
初回後のジョイントセッションのフレームワーク(60~75分)
◆ 例外の詳細な探索へと招く質問のメモ
成果
▼ ワーク 「初回後のジョイントセッション(失望と例外)」
第7章 必要に応じた個人セッション
個人セッションを組み込む理由
カップル・カウンセリングの態勢を堅持する
必要に応じた個人セッションのフレームワーク(約50~60分)
▼ ワーク 「必要に応じた個人セッション」
第8章 アドバンスド・プラクティス
「他者を内在化する」質問
対立の解消
発展する物語の聴衆を募る
「アウトサイダーウィットネス」セッション(約75分)
▼ ワーク 「他者を内在化する」質問(約60分)
第Ⅳ部 固有の問題
第9章 危機を招く恐れのある緊張関係
悪化
ジェンダーをめぐる思い込み
過去の生き方をめぐる喪失感
財政的ストレス
コミュニケーションの失敗?
将来的な見通しを促す
▼ ディスカッション
第10章 友人や家族との問題
引き裂かれる忠誠心
▼ ワーク(約60分)
子どもの養育
思春期の行動と保護者の権利
▼ ワーク(約60分)
第11章 性的な問題
気後れ
医学的要因
トラウマの影響
身体的問題
内在化された社会文化的規範と価値観
▼ ワーク カップル関係をめぐる当たり前とされる「真実」(約45分)
第12章 不貞
定義
感情的なインパクト
パートナーが異なる目的を持っている場合
双方が関係を救済したいと願う場合
▼ ディスカッション
第13章 暴力と虐待
統計情報
安全を最優先すること
暴力が明らかになったとき
有益な前提
▼ ワーク(約60分)
文献
付録1:初回ジョイントセッションのフローチャート
付録2:初回後のジョイントセッションのフローチャート
付録3:必要に応じた個人セッションのフローチャート
追加情報
推薦図書
ナラティヴ・セラピーの入門書
索引
翻訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。