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ナビゲート民法 増成 牧(編) - 北大路書房
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ナビゲート民法 契約社会を賢く生きるための14章

発行:北大路書房
A5判
224ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7628-3064-8
Cコード
C1032
教養 単行本 法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年4月20日
書店発売日
登録日
2019年2月27日
最終更新日
2019年4月18日
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書評掲載情報

2019-07-12 法学セミナー    2019年8月

紹介

初学者が法典構造の全体像を見失いがちになる1000条を超える抽象度の高い条文規定を持つ民法。その近年の諸改正――2017年の債権法改正,2018年の相続法改正と成年年齢の改正――を反映した内容をふまえ,未施行の改正法令も施行されたことを前提として,学生向けに身近な例で,わかりやすく解説する格好の案内書。

目次

  はしがき

01章 民法とは 見取り図からつかもう
① 民法とはどのような法律か
1 日常生活に身近な法  2 契約の法
② 民法は社会をどのように分析するか
1 民法の構成要素  2 民法の権利構成
③ 民法が大事にするものはなにか
1 私法の一般法としての民法  2 意思を尊重する法
3 意思の実現支援の仕組みとしての法
④ 本書の構成

02章 契約とは
① 契約は法律行為の1 つである 010
② さまざまな契約
1 民法典上の契約類型(13の典型契約)  2 諾成契約と要物契約  3 双務契約と片務契約  4 有償契約と無償契約
③ 契約自由の原則
1 「契約自由の原則」とは  2 任意規定と強行規定  3 定型約款  4 「契約自由の原則」に対する制限

03章 契約の成立
① 意思表示の合致 018
1 「申込み」と「承諾」  2 契約の成立時期  3 承諾がなされる前であれば申込みは自由に撤回できるか  4 契約の成立に書面は必要か
② 意思表示に問題がある場合
1 序説  2 心裡留保 3 通謀虚偽表示  4 詐欺・強迫  5 錯誤  6 第三者保護規定  7 消費者契約法
③ 契約が有効となるための要件
1 内容の確定性  2 内容の適法性(強行規定に違反しないこと)  3 内容の社会的妥当性(公序良俗に反しないこと)

04章 契約の履行【1 】 任意に履行される場合
0 中間整理ナビ 029
① 契約の履行
② 売買契約とはどのような契約か
1 売買契約とは  2 売買契約の成立  3 売買契約について当事者はどこまで「約」さなければならないのか
③ 契約の拘束力
④ 手付
⑤ 契約の成立から履行まで
1 同時履行の抗弁権  2 危険負担
⑥ 売買契約に基づき当事者が負うこととなる義務(債務)
1 所有権の移転と対抗要件具備  2 目的物の引渡し  3 他人の権利の売買  4 代金の支払  5 債権の消滅
⑦ 他の契約について

05章 契約の履行【2 】 債務不履行とその救済
① 債務不履行とその救済方法
② 履行の強制
1 どのような履行の強制方法があるか
2 どのような債権(債務)につきどのような強制方法を用いることができるか
③ 損害賠償
1 どのような場合に損害賠償を請求できるか  2 損害賠償の範囲
④ 解除
1 催告による解除  2 催告によらない解除
⑤ 債権の消滅時効

06章 人
① 法律では,「人」にもいろいろある
② 権利能力
1 権利能力平等の原則  2 権利能力の始期と胎児の例外  3 権利能力の終期  4 失踪宣告(民法30条)
③ 意思能力
1 私的自治の原則と意思能力  2 意思能力の意義
④ 行為能力
⑤ 法人
1 法人の意義  2 法人の基礎  3 公益法人と営利法人  4 社団法人と財団法人

07章 代理
① 代理とは
1 代理とはどのようなものか  2 なぜ代理という仕組みが必要か  3 代理にはどのような種類があるか  4 代理が有効に機能するために必要なことは
② 代理に問題がある場合
1 顕名のない代理  2 代理権のない代理無権代理  3 代理権濫用
③ 表見代理
1 代理権授与表示の表見代理(民法109条)  2 権限外の行為の表見代理(民法110条)  3 代理権消滅後の表見代理(民法112条)
④ 無権代理人の責任

08章 物権
① 物権とは
1 物権の(ひとまずの)定義  2 物権の性質  3 物権の対象
② 民法上の各種の物権とその分類
1 物権法定主義とは  2 所有権  3 制限物権  4 占有権
③ 物権的請求権とは
1 物権の内容の実現が妨げられたら  2 物権的請求権の種類  3 物権的請求権の根拠  4 物権的請求権の法的性質

09章 物権変動
① 物権変動とは
1 物権変動の定義  2 物権変動の原因
3 (物権変動における)意思主義
② 物権取得の仕方
1 物権はどのような仕方で取得されるか  2 承継取得  3 原始取得
4 承継取得と原始取得を区別する意味
③ 物権変動の公示とは
1 (物権変動に関する)公示の原則  2 物権変動の公示はなぜ必要か  3 公示方法にはどのようなものがあるか  4 公示方法を備えていない物権変動はどのように取り扱われ  5 公示方法に対応する物権変動が生じていない場合はどのように取り扱われるか

10章 債権の実現を確実にする諸制度
① 債権の担保
1 債権者平等の原則  2 債権の担保
② 物的担保
1 典型担保と非典型担保  2 約定担保物権と法定担保物権  3 約定担保物権  4 法定担保物権
③ 人的担保保証と連帯保証
1 保証契約とはどのような契約か
2 保証人による弁済と求償・弁済による代位

11章 不法行為
① 不法行為とは
② 刑事責任と民事責任
③ 不法行為の成立要件
1 加害者の故意または過失  2 権利または法律上保護される利益の侵害  3 損害の発生  4 加害行為と損害の間の因果関係
④ 特殊の不法行為

12章 親族
まえナビ
① 婚約
② 婚姻
1 要件  2 効果
③ 親子
1 実子  2 養子
④ 親権
1 身上監護  2 財産管理
⑤ 離婚
1 離婚の類型  2 効果

13章 相続
0 まえナビ
① 法定相続
1 相続人  2 相続分  3 相続財産
② 遺言 175
1 遺言事項  2 遺言の方式  3 遺贈  4 遺言の実現
③ 遺留分
1 遺留分の趣旨  2 遺留分権利者  3 遺留分の割合  4 遺留分侵害の有無  5 遺留分侵害額請求
④ 遺産分割
1 遺産分割の対象  2 遺産分割の手続

14章 条文・判例・体系 民法の学び方
① 判例を読む
② 最高裁判所平成11年(1999年)10月21日判決
1 判決  2 判決を読んでみよう  3 最高裁判決の構造
③ 判例を理解するためには
④ 判例と立法
⑤ 民法の学び方
1 「条文」に慣れる  2 一回の勉強ですべてを理解することはできない-繰り返し勉強する・不断に勉強する  3 体系を考える  4 「文言」をおろそかにしない

トピック目次
01 あやしい錬金術  02 注文した覚えのない商品が送られてきたが  03 インターネットでの商品購入は,クーリングオフできないの!? (043)  04 どうぞ,訴えてもらって結構です!  05 成年年齢が変わったって聞いたけど  06 法務局って何をするところ?  07 よく聞くファイナンス・リースってなに?  08 もしも被害者になってしまったら  09 民法上の親族とは?親族図から見えるもの  10 人の死亡によってはじまるのは相続だけじゃない!


ミニコラム目次
01 信義誠実の原則  02 善意・悪意  03 「とき」と「時」  04 「みなす」と「推定する」  05 請負契約における報酬の支払い(124)  06 責任能力という考え方と制度  07 婚姻に関する多様な選択  08 民法上の「扶養」とは  09 財産上の格差を補う制度  10 条文・判例中のことば①―「又は」「若しくは」  11 条文・判例中のことば②―「及び」「並びに」  12 条文・判例中のことば③―「乃な いし至」……

上記内容は本書刊行時のものです。