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家族実践の社会学 デイヴィッド H.J.モーガン(著) - 北大路書房
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家族実践の社会学 標準モデルの幻想から日常生活の現実へ
原書: RETHINKING FAMILY PRACTICES

発行:北大路書房
A5判
336ページ
上製
価格 4,500円+税
ISBN
978-4-7628-2986-4
Cコード
C3036
専門 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年8月
書店発売日
登録日
2017年6月23日
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書評掲載情報

2018-04-30 家族社会学研究    Vol. 30 (2018) No. 1
評者: 澁谷智子 氏(成蹊大学文学部現代社会学科准教授)
2018-01-13 図書新聞  3334号
評者: 松木 洋人氏(大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授)

紹介

家族することとは何か? 多様化する家族を「動的存在」として認識するために,「家族実践」という概念を提案。時間と空間,身体,感情,家族研究の倫理的転回,労働と家族との連接化など,重要なテーマとの関連性を論じる。標準モデルにもとづく規範型家族の呪縛から放れて,絶えず変化し構築される「日常的な家族生活」のリアルに迫る革新的なアプローチ。
◇目次
第1章 最初の前提
 1 はじめに
 2 実践
 3 「家族実践」における「家族」
 4 本書の概要
第2章 実践の位置づけ(その1)―用語の定義とその範囲―
 1 はじめに
 2 意味の微妙な相違 ―辞書上での定義づけ―
 3 専門的職業の行使とは何か
 4 理論とプラクティス
 5 行為
 6 習慣
 7 その他の意味
 8 結びとしての所見 
第3章 実践の位置づけ(その2)―代替的アプローチとの類比―
 1 はじめに
 2 親密性,個人的生活,および布置連関
 3 布置連関
 4 その他のアプローチ
 5 むすびに
第4章 発展と困難
 1 はじめに
 2 「家族実践」についての活用方法と発展
 3 家族を表示すること
 4 批判的な争点
 5 むすびに
第5章 時間,空間,そして家族実践
 1 はじめに
 2 空間の多様性
 3 時間の多様性
 4 時間と空間の多様性
 5 むすびに
第6章 身体と家族実践
 1 はじめに
 2 家族の凝視
 3 身体化された知識
 4 身体的密度
 5 身体的ケア
 6 食物,賄い,そして家族実践
 7 暴力
 8 ライフコースを超えての身体化
 9 むすびに
第7章 感情と家族実践
 1 はじめに
 2 感情労働/感情仕事
 3 家族と感情作業
 4 感情のマッピング
 5 コンテクストにおける家族
 6 結びとしての所見
第8章 家族研究における倫理的転回
 1 はじめに
 2 関連性のある概念
 3 倫理的な家族実践
 4 「倫理的転回」―想定される制約―
 5 結びとしての所見
第9章 労働/家族の連接化
 1 はじめに
 2 なぜこれが問題なのか
 3 労働と家族との連接化―いくつかの重要なテーマ―
 4 むすびに 
第10章 結論
 1 はじめに―目的の再検討―
 2 その他の繋がり
 3 方法論的な問題
 4 「家族」実践の何がそれほど特殊なのか
 5 むすびに―つぎはどこへ―

目次

 日本語版によせて
 謝 辞

第1章 最初の前提
  1 はじめに
  2 実践
  3 「家族実践」における「家族」
  4 本書の概要

第2章 実践の位置づけ(その1)―用語の定義とその範囲―
  1 はじめに
  2 意味の微妙な相違 ―辞書上での定義づけ―
  3 専門的職業の行使とは何か
  4 理論とプラクティス
  5 行為
  6 習慣
  7 その他の意味
  8 結びとしての所見 

第3章 実践の位置づけ(その2)―代替的アプローチとの類比―
  1 はじめに
  2 親密性,個人的生活,および布置連関
  3 布置連関
  4 その他のアプローチ
  5 むすびに

第4章 発展と困難
  1 はじめに
  2 「家族実践」についての活用方法と発展
  3 家族を表示すること
  4 批判的な争点
  5 むすびに
 
第5章 時間,空間,そして家族実践
  1 はじめに
  2 空間の多様性
  3 時間の多様性
  4 時間と空間の多様性
  5 むすびに

第6章 身体と家族実践
  1 はじめに
  2 家族の凝視
  3 身体化された知識
  4 身体的密度
  5 身体的ケア
  6 食物,賄い,そして家族実践
  7 暴力
  8 ライフコースを超えての身体化
  9 むすびに

第7章 感情と家族実践
  1 はじめに
  2 感情労働/感情仕事
  3 家族と感情作業
  4 感情のマッピング
  5 コンテクストにおける家族
  6 結びとしての所見

第8章 家族研究における倫理的転回
  1 はじめに
  2 関連性のある概念
  3 倫理的な家族実践
  4 「倫理的転回」―想定される制約―
  5 結びとしての所見

第9章 労働/家族の連接化
  1 はじめに
  2 なぜこれが問題なのか
  3 労働と家族との連接化―いくつかの重要なテーマ―
  4 むすびに 

第10章 結論
  1 はじめに―目的の再検討―
  2 その他の繋がり
  3 方法論的な問題
  4 「家族」実践の何がそれほど特殊なのか
  5 むすびに―つぎはどこへ―

 訳者あとがき
 参考文献
 索引

著者プロフィール

デイヴィッド H.J.モーガン  (モーガン デイヴィッドエイチジェー)  (

デイヴィッド H.J. モーガン(David H.J. Morgan)
著者は,1937年ロンドン生まれで,1963年からマンチェスター大学にて社会学の教鞭をとり,現在は名誉教授の地位にある。イギリス社会学会会長を歴任している英国社会学界きっての第一人者である。専門は理論社会学および家族社会学である。家族や日常生活ならびに親密な関係性に関しての多くの研究業績があり,日本語になっている研究論文としては『ジェンダーと暴力―イギリスにおける社会学的研究―』(明石書店2001年)第13章「男性性と暴力」が存在する。著者は,人格的にも優れた研究者であって,多くの人びとから尊敬され,かつ慕われている。現にマンチェスター大学には,著者の名前にちなんで建てられた「モーガン調査研究センター」(Morgan Centre for Research into Everyday Lives)が存在しているほどである。

野々山 久也  (ノノヤマ ヒサヤ)  (

野々山久也(ののやま・ひさや)
1967年 大阪市立大学大学院生活科学(旧家政学)研究科修士課程修了 
1980年 米国イリノイ大学大学院人類学・社会学研究科研修留学(客員研究員)
2005年 英国キール大学大学院人間科学研究科研修留学(客員研究員)
2013年 男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰(受賞)
現  在 甲南大学名誉教授   博士(社会学)
主要論文 
1967年 “Isolation of Nuclear Family and Kinship Organization in Japan”, Journal of Marriage and the Family, Vol.29, No.4, pp.783-796.
2000年 “The Family and Family Sociology in Japan”, The American Sociologist, Vol.31, No.3, pp.27-41, など。
著書編著
1977年『現代家族の論理』日本評論社
1985年『離婚の社会学』日本評論社
1992年『家族福祉の視点』(編著)ミネルヴァ書房
1996年『いま家族に何が起こっているのか』(共編著)ミネルヴァ書房
1999年『家族社会学入門』(共編著)文化書房博文社
2001年『家族社会学の分析視角』(共編著)ミネルヴァ書房
2003年『家族の「遊び力」』ミネルヴァ書房
2007年『現代家族のパラダイム革新』東京大学出版会
2009年『論点ハンドブック家族社会学』(編著)世界思想社
2014年『婚活コンシェルジュ』ミネルヴァ書房

片岡 佳美  (カタオカ ヨシミ)  (

片岡佳美(かたおか・よしみ)
1994年 同志社大学文学部卒業  
1999年 甲南大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
兵庫県家庭問題研究所主任研究員を経て,
現 在 島根大学法文学部教授   博士(社会学)
主要論文 
2007年「農村部における『家族の個人化』についての一考察―島根県中山間地域の事例研究―」『家族社会学研究』19巻2号,32-44.
2014年 “An Analysis of Contemporary Japanese Rural Families: The Changing Balance between Individual Freedom and Responsibility for Unity of the Family” in M. M. Mervio (ed.), Contemporary Social Issues in East Asian Societies: Examining the Spectrum of Public and Private Spheres, 122-136, IGI global.
2014年「『高齢者の生きがい』再考―生きがいのもう一つの視点―」(共著)『生きがい研究』(一般財団法人長寿社会研究センター)20号,37-51.
2016年「民主的家族の追求と「われわれの家族」の安定―フィンランドの国際養子縁組の養親の事例から考える―」『島根大学法文学部紀要・社会文化論集』12号,1-13, ほか。
著書 
2009年『論点ハンドブック家族社会学』(共著)世界思想社
2016年『島根の原発・エネルギー問題を問い直す』(共著)今井書店
訳書
2006年『家族ライフスタイルの社会学』(ディヴィッド・チール著)(共訳)ミネルヴァ書房
2008年 『DV・虐待加害者の実体を知る―あなた自身の人生を取り戻すためのガイド―』(ランディ・バンクロフト著)(共訳)明石書店 ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。