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心の中のブラインド・スポット M.R.バナージ(著) - 北大路書房
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心の中のブラインド・スポット 善良な人々に潜む非意識のバイアス
原書: Blind Spot: Hidden biases of good people

発行:北大路書房
四六判
368ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7628-2903-1
Cコード
C0011
一般 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年8月
書店発売日
登録日
2015年7月10日
最終更新日
2018年1月16日
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書評掲載情報

2016-08-25 社会心理学研究    Vol. 32(2016) No. 1
評者: 尾崎由佳 氏(東洋大学)

重版情報

2刷 出来予定日: 2016-07-15
カリフォルニア工科大学教授 下條信輔氏推薦! 様々な認知の「盲点」について,読者は目からウロコの経験をするはずだ。

紹介

心理学で急速に進む「非意識」研究の知見で,公正でありたいと思う人間の心にも,かなりの誤りや歪みがあることが分かってきた。この「心に潜むバイアス」を知ることは,自分や自分の行動を理解するため,さらには自己改善へと向かうためのステップとなる。潜在的態度を測る注目のテストIATにも言及。下條信輔氏推薦!

◆推薦のことば
人は自分で思っているほど,自分の心をわかっていない。
本人も自覚できない潜在的な態度を測定する画期的な方法を中心に,この本は展開する
差別意識や様々な認知の「盲点」について,読者は目からウロコの経験をするはずだ。
(カリフォルニア工科大学生物・生物工学部教授 下條信輔)

◆主な目次
日本語版発刊によせて
はじめに

第1章 マインド・バグ
第2章 真実の裏の顔―日常生活にはびこる様々な嘘
第3章 ブラインド・スポットの中へ
第4章 矛盾する2つの心
第5章 タイプ分けしたがる人間―ホモ・カテゴリカス
第6章 ステレオタイプの危険性
第7章 われわれと彼ら
第8章 バイアスをつくり出すマシーンといかに闘うか?

付録1 アメリカ人は人種差別主義者か?
付録2 人種と不利な立場と差別
訳者あとがき

目次

日本語版発刊によせて
はじめに

第1章 マインド・バグ
 視覚的なマインド・バグ
 記憶のマインド・バグ
 2つの有名なマインド・バグ―利用可能性と係留
 社会的マインド・バグ
 最後に

第2章 真実の裏の顔―日常生活にはびこる様々な嘘
 灰色の嘘(グレイ・ライ)
 透明な嘘(カラーレス・ライ)
 赤い嘘(レッド・ライ)
 青い嘘(ブルー・ライ)
 研究で質問を行うということ
 真実性の再来

第3章 ブラインド・スポットの中へ
 新しいテスト
 潜在連合テスト(IAT)
 IAT(潜在連合テスト)のしくみ
 人種IAT
 「自動的な白人への選好」は「偏見」を意味するのだろうか?
 たんなる連合が行動に影響を及ぼすだろうか?

第4章 矛盾する2つの心
 心の2側面―内省的と自動的
 2つの心の解離―心のシステムの不整合
 認知的不協和と知りたいという選択
 身体と心
 あなたは葬儀士とデートするだろうか?
 あなたが気づかない心の奥底の偏見
 笑うことはいけないことか?
 高齢者を好む人はいるか?
 自動性について考える

第5章 タイプ分けしたがる人間―ホモ・カテゴリカス
 ステレオタイプはどれほど正確か?
 ステレオタイプの科学的研究
 ステレオタイプは通常好意的でない
 カテゴリー
 カテゴリーを用いるようにできている心
 いかにステレオタイプを用いるか
 ステレオタイプ化は有用な目的をもつか?
 誰がステレオタイプを用いるのか? 誰がステレオタイプ化されるのか?

第6章 ステレオタイプの危険性
 知ることvs承認すること
 一夜にして有名
 「黒人=有害」ステレオタイプのコスト
 アメリカ人=白人というステレオタイプの問題
 自滅的なステレオタイプ
 ジェンダー-キャリア・テスト
 ジェンダーと達成
 数学=男性、私=女性、ゆえに、数学≠私

第7章 われわれと彼ら
 印をつけること
 乳児
 幼児
 いったんテロリストと見られたら、もうテロリスト?
 最小条件集団
 ニューロンは「われわれ」と「彼ら」を気にするか?
 カーラの手

第8章 バイアスをつくり出すマシーンといかに闘うか?
 ジェンダー・マインド・バグを負かす音楽家のガイド
 マインドバグを負かす解決法のさらなる探求
 マインド・バグは根絶できるのか
 迂回することによってマインド・バグを負かす―考えないで行うことによる解決法
 数学的な方法でマインド・バグを負かす
 善良な人々の心に潜むバイアス―内集団ひいきを理解する
 自滅的なマインド・バグを発揮せずにいられるか?
 マインド・バグ、ブラインド・スポット、マシーン、そして善良な人々

付録1 アメリカ人は人種差別主義者か?
 1950年以前に広まっていた公然の人種差別
 人種に対する態度の進化 1950-2000
 「間接的な」研究方法
 質問への回答

付録2 人種と不利な立場と差別
 結論リスト
 7つの結論

謝辞
訳者あとがき
原著注
文献
人名索引
事項索引

著者プロフィール

北村 英哉  (キタムラ ヒデヤ)  (

関西大学 社会学部 教授

小林 知博  (コバヤシ チヒロ)  (

神戸女学院大学 人間科学部 准教授

上記内容は本書刊行時のものです。