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撮影術
映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年7月
- 書店発売日
- 2013年7月24日
- 登録日
- 2013年6月27日
- 最終更新日
- 2016年3月16日
紹介
学生反乱、三里塚、水俣から原発まで、戦後社会運動の現場や世界各地へ赴き、日本ドキュメンタリーの「眼」を担ってきた著者が、その全軌跡を振り返りつつ自作を詳細に分析。独立で映画を志す者に「人間の撮り方」を指南する。
目次
■大津幸四郎の軌跡 岩波映画からビデオ撮影まで(1958-2001)
×加藤孝信
●大津幸四郎の映画史1 修行時代
■対極のドキュメンタリー 小川紳介と土本典昭(1967-1969)
『圧殺の森』『パルチザン前史』×筒井武文
●大津幸四郎の映画史2 三里塚から水俣へ
■患者さんとヒバクシャ 水俣から福島へ(1969-1971)
『パルチザン前史』『水俣 患者さんとその世界』×鎌仲ひとみ
●大津幸四郎の映画史3 水俣での闘い 前篇
■語られないものがうかびあがるとき 生活のなかの水俣病(1975)
『医学としての水俣病』三部作×鈴木一誌×舩橋淳
■キャメラと身体 島を撮る、闘争を撮る(1975)
『不知火海』×丸谷肇
●大津幸四郎の映画史4 水俣での闘い 後篇
■現場で進歩するキャメラ テレビ・ドキュメンタリーからガン克服まで(1976-2005)
『ふれあうまち』『三池 終わらない炭鉱の物語』×熊谷博子
●大津幸四郎の映画史5 テレビ・ドキュメンタリー 前篇
■「核」を撮る 広島、長崎から原発まで(1982-1985)
『幻の全原爆フィルム 日本人の手へ!!』『かよこ桜の咲く日』大津幸四郎
■まともに映像化したらつまらない 劇映画を撮る(1983-1989)
『泪橋』『出張』×沖島勲
●大津幸四郎の映画史6 テレビ・ドキュメンタリー 後篇
■船に乗り人を撮る ジャン・ユンカーマンとの仕事(1990-2005)
『チョムスキー9.11』『映画 日本国憲法』×ジャン・ユンカーマン
■舞踏が生まれて死んでいくまで 大野一雄を撮る(1991-2005)
『魂の風景』『大野一雄 ひとりごとのように』×大野慶人×平野克己
■島を撮る ロシアの監督たちとともに(1993-2000)
『アイランズ島々』『ドルチェ 優しく』×吉増剛造×石坂健治
●大津幸四郎の映画史7 南の島、北の海
■障害をもつ人たちとともに 佐藤真との仕事(1998-2001)
『まひるのほし』『花子』×代島治彦
●大津幸四郎の映画史8 絵画への思い
■キャメラには撮れないものがある 人間との距離をめぐって(2008)
『フェンス』×藤原敏史×葛生賢
上記内容は本書刊行時のものです。