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全―生活論
転形期の公共空間
発行:以文社
四六判
232ページ
上製
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年4月
- 書店発売日
- 2012年4月26日
- 登録日
- 2012年3月30日
- 最終更新日
- 2016年3月16日
紹介
なぜ生活は壊れてしまうのか。個々人の「痛み」、そして「弱さ」や「依存」をこれほどまでに忌避する世界の根底でいま何が起こっているのか。自身の感覚を研ぎ澄ませ、その声に言葉を与えんとする、「生活の哲学」の船出。
目次
はじめに
序章 生活の失調
生活への問い
本書の概要
第一章公共性と生活
公共領域の衰退が問題なのか
監視と放置
「開かれた公共性」の陥穽
抽象化と停滞
アソシエーションと公共性
分子的領域の失調
第二章装置と例外空間
刺激と無関心
無関心装置
装置と生活様式の変貌
装置の非対称的な配備
例外空間
第三章誰にも出会えない体制
養育の場の失調
生産性の論理と子殺し
子どもコレクティヴという実験
生産性の論理からの解放
誰にも出会えない体制、抑圧/被抑圧の関係性
痛みと出会い
第四章開発と棄民
植民地主義という関係形式
高度経済成長と生活破壊
「暗闇の思想」の現代的意義
資本への対抗か、反植民地主義か
棄民化
第五章生活世界の蘇生のために
失調と事故
権利をもつ権利
消費主義からの覚醒
精神の私有化と破局的状況の深刻化
廃墟に埋もれた未発の未来
生活を織り成す
解きほぐすこと
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。