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3・12の思想 矢部 史郎(著) - 以文社
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3・12の思想 (サンイチニノシソウ)

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発行:以文社
四六判
160ページ
上製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7531-0300-3   COPY
ISBN 13
9784753103003   COPY
ISBN 10h
4-7531-0300-5   COPY
ISBN 10
4753103005   COPY
出版者記号
7531   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年3月
書店発売日
登録日
2012年2月14日
最終更新日
2016年3月16日
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紹介

前著『原子力都市』で、福島第一原子力発電所爆発以降の世界を予見していた著者が放つ、待望の最新の語り下ろし。環境、社会、人間精神までを 見据えた真実の提言。混沌とした世界における「百家争鳴」時代を生き抜くために。

目次

はじめに
Ⅰ  3・12後の世界
  「三・一二」公害事件
  原子力国家の性格
  東京の未来
  子どもと労働者への「無関心」
  国内難民と母親たち
  「外国人」としての避難民

Ⅱ  放射能測定という運動
  放射能計測運動の基礎
  検出限界の問題
  セシウム134を検出すること
  セシウムの作物移行を低減させることの問題
  国が発表する空間線量の問題
  「サンプル」調査の限界
  誰が危険にさらされているか
  オートポイエーシス的運動

Ⅲ  3・12の思想
  原子力資本主義、そして〈帝国〉
  原子力のある社会
  エコロジーとはなにか
  放射能被害と新たなる集団性
  世界の原子力体制
  科学と魔術
  今後、世界といかに接していくか

版元から一言

3・11ではない、3・12の話をしよう!

放射能拡散状況下で、社会はどう組み変わり、人々は何を信じるのか。
混沌とした世界のはじまり、そして「百家争鳴」の時代を生き抜くための指南書。

著者プロフィール

矢部 史郎  (ヤブ シロウ)  (

1971年生まれ。90年代からさまざまな名義で文章を発表し、社会運動の新たな思潮を形成した一人。高校を退学後、とび職、工員、書店員、バー テンなど職を転々としながら、独自の視点から鋭利な社会批評を展開。人文・社会科学の分野でも異彩を放つ在野の思想家。
著書に『原子力都市』(2010年、以文社)、『愛と暴力の現代思想』(2006年、青土社、山の手緑との共著)、『無産大衆神髄』 (2001年、河出書房新社、山の手緑との共著)

上記内容は本書刊行時のものです。