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功利的理性批判 アラン・カイエ(著/文) - 以文社
.

功利的理性批判 民主主義・贈与・共同体

発行:以文社
四六判
272ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7531-0286-0
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年1月
書店発売日
登録日
2010年12月29日
最終更新日
2016年3月16日
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紹介

〈利益〉を絶対視して市場の覇権を招いた「経済的モデル」に異を唱え、話題書『経済成長なき社会発展は可能か』で「脱成長」を主張したS・ラトゥーシュら気鋭の社会科学者たちが〈贈与論〉のモースの名の下に終結した。この新しい科学と政治への道を開いた革新運動の主幹をつとめるアラン・カイエによる画期的宣言書。

目次

日本語版への序文
二〇〇三年版への序文
はじめに
●第一部 功利主義の力の台頭
1・漠然とした功利主義から支配的な功利主義へ
Ⅰ 漠然とした功利主義
Ⅱ 社会科学の古典的領野と、支配的ではあるが相殺された功利主義
2・支配的な功利主義から一般化された婉曲的な功利主義へ
Ⅰ 理論における一般化された功利主義
Ⅱ 実践における一般化された功利主義
●第二部 功利的理性批判の諸要素
3・近代功利主義の発生に関する諸断片
Ⅰ 宗教改革
Ⅱ 科学
Ⅲ 市場と中流階級の勝利
Ⅳ 功利主義の力と壮麗さ
4・功利主義と経済主義
Ⅰ 歴史の功利主義的な見方
Ⅱ 第三世界と発展の問題
5・理性の不確実さと主体のさまざまな状態
Ⅰ 理性の不確実さ
Ⅱ 主体のさまざまな状態
6・反功利主義と民主主義の問い
Ⅰ 民主主義の概念への簡潔な指摘
Ⅱ 民主主義・贈与・共同体
Ⅲ それほど反時代的ではない考察
Ⅳ なにをなすべきか
結論 知の改革のために
あとがき 
Ⅰ 功利主義の概念
Ⅱ 規範的な功利的理性の二律背反
Ⅲ 功利主義に代わるパラダイムとしての贈与

著者プロフィール

アラン・カイエ  (アラン・カイエ)  (著/文

1944年生まれ。フランスの社会学・哲学博士。西パリ大学ナンテール/ラ・デファンス校(パリ第10大学)社会学教授、「政治社会学・哲学・人類学研究室」(SOPHIAPOL)共同代表。自ら中心となって1982年に創刊した『MAUSS(Mouvement Anti-utilitariste dans les Sciences Sociales:社会科学における反功利主義運動)紀要』(1988年から『MAUSS雑誌』と改名)の主幹をつとめる。おもな著書にDon, intérêt et déintéressement. Bourdieu, Mauss, Platon et quelques autres, Paris, La Découverte, 1994; Dé-pensers l’économique. Contre le fatalisme, Paris, La Découverte, 2005; Théorie anti-utilitariste de l’action : fragments d’une sociologie générale, Paris, La Découverte, 2009など。

藤岡 俊博  (フジオカ トシヒロ)  (

1979年長野県生まれ。日本大学ほか非常勤講師。専門はフランス哲学、ヨーロッパ思想史。おもな論文に「環境世界の彼方――レヴィナスの「場所」の思想と人文地理学」(『Résonances』第5号、東京大学大学院総合文化研究科、2007年)、« Lévinas et Rosenzweig face au paganisme »(Cahiers d’Études Lévinassiennes, Institut d’Études Lévinassiennes, n° 8, 2009)など。

上記内容は本書刊行時のものです。