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「近代の超克」と京都学派 酒井 直樹(編) - 以文社
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「近代の超克」と京都学派 (キンダイノチョウコクトキョウトガクハ) 近代性・帝国・普遍性 (キンダイセイテイコクフヘンセイ)

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発行:以文社
A5判
縦215mm 横155mm 厚さ30mm
368ページ
上製
定価 3,600 円+税   3,960 円(税込)
ISBN
978-4-7531-0285-3   COPY
ISBN 13
9784753102853   COPY
ISBN 10h
4-7531-0285-8   COPY
ISBN 10
4753102858   COPY
出版者記号
7531   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年11月
書店発売日
登録日
2010年11月2日
最終更新日
2016年3月16日
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紹介

「近代の超克」が提起した問題を、パックス・アメリカーナが揺らぎ始め、国際秩序の再編の時期に、近代性、帝国、普遍性など優れて現代的な視点から歴史的な再検討を試みる。ことに、「近代の超克」の座談会には参加しなかった三木清も含め、西田幾多郎から田邊元を経て、第三世代の三木や西谷啓治へ繋がっていく京都学派は、特に新カント派、マルクス、ヘーゲル、フッサール、ハイデッガーを丹念に読破し、西洋近代思想の受容に多大な成果を上げると同時に日本特有の文化という言説を創出していった。その壮大な経緯の批判的な検討。

目次

序 パックス・アメリカーナの下での京都学派の哲学
1・「近代の超克」と京都学派
  「近代の超克」と京都学派――近代性・帝国・普遍性
  座談会「近代の超克」の思想喪失――近代とその超克をめぐる対立
  西谷啓治と近代の超克(一九四〇~一九四五)
2・三木清と帝国の哲学――普遍性をめぐって
  東亜共同体論と普遍性をめぐって――主体的技術論序説
  「近代の超克」と「中国革命」――戦後日本思想史における二つのモメント
3・「近代の超克」と「世界史的立場と日本」――帝国の役割
  「近代の超克」思想と「大東亜共栄圏」構想をめぐって
  同化あるいは超克――植民地挑戦における近代超克論
4・総合研究・・日本における西洋近代の経験
  近代との格闘――ジェイムズ・カズンズと日本・インド・植民地の文化
  西洋の針路の喪失/東漸の終焉と脱ヨーロッパ化
  「西側」近代性に対する抵抗と、「東洋的」沈潜への誘惑と
あとがき――討議の後で

版元から一言

アジア・太平洋戦争の最中1942年の座談会「近代の超克」をめぐる、日本、欧米、アジアの研究者による国際シンポジウム。

著者プロフィール

酒井 直樹  (サカイ ナオキ)  (編)

1946年生まれ。シカゴ大学人文学部極東言語研究学科博士課程修了。現在,コーネル大学教授。著書に,『日本思想という問題』(岩波書店)『過去の声』(以文社)『希望と憲法』(以文社)など多数。

磯前 順一  (イソマエ ジュンイチ)  (編)

1961年生まれ。国際日本文化研究センター准教授。東京大学大学院博士課程中退。著書に、『記紀神話と考古学―歴史的始原へのノスタルジア』(角川学芸出版,2009年),『喪失とノスタルジア―近代日本の余白へ』(みすず書房,2007年),『近代日本の宗教言説とその系譜―宗教・国家・神道』(岩波書店,2003年),その他。

上記内容は本書刊行時のものです。