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「近代の超克」と京都学派
近代性・帝国・普遍性
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年11月
- 書店発売日
- 2010年11月30日
- 登録日
- 2010年11月2日
- 最終更新日
- 2016年3月16日
紹介
「近代の超克」が提起した問題を、パックス・アメリカーナが揺らぎ始め、国際秩序の再編の時期に、近代性、帝国、普遍性など優れて現代的な視点から歴史的な再検討を試みる。ことに、「近代の超克」の座談会には参加しなかった三木清も含め、西田幾多郎から田邊元を経て、第三世代の三木や西谷啓治へ繋がっていく京都学派は、特に新カント派、マルクス、ヘーゲル、フッサール、ハイデッガーを丹念に読破し、西洋近代思想の受容に多大な成果を上げると同時に日本特有の文化という言説を創出していった。その壮大な経緯の批判的な検討。
目次
序 パックス・アメリカーナの下での京都学派の哲学
1・「近代の超克」と京都学派
「近代の超克」と京都学派――近代性・帝国・普遍性
座談会「近代の超克」の思想喪失――近代とその超克をめぐる対立
西谷啓治と近代の超克(一九四〇~一九四五)
2・三木清と帝国の哲学――普遍性をめぐって
東亜共同体論と普遍性をめぐって――主体的技術論序説
「近代の超克」と「中国革命」――戦後日本思想史における二つのモメント
3・「近代の超克」と「世界史的立場と日本」――帝国の役割
「近代の超克」思想と「大東亜共栄圏」構想をめぐって
同化あるいは超克――植民地挑戦における近代超克論
4・総合研究・・日本における西洋近代の経験
近代との格闘――ジェイムズ・カズンズと日本・インド・植民地の文化
西洋の針路の喪失/東漸の終焉と脱ヨーロッパ化
「西側」近代性に対する抵抗と、「東洋的」沈潜への誘惑と
あとがき――討議の後で
版元から一言
アジア・太平洋戦争の最中1942年の座談会「近代の超克」をめぐる、日本、欧米、アジアの研究者による国際シンポジウム。
上記内容は本書刊行時のものです。
