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民主主義の逆説 シャンタル・ムフ(著) - 以文社
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民主主義の逆説

発行:以文社
四六判
232ページ
上製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-7531-0248-8
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2006年7月
書店発売日
登録日
2016年3月16日
最終更新日
2016年3月16日
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書評掲載情報

2011-10-23 朝日新聞
評者: 田村哲樹(名古屋大学教授・政治理論)

紹介

スペクタクルな現代政治をいかに立て直すか?ロールズやハーバマスの〈合意形成〉の政治学を批判的に検討し、カール・シュミットの政治論とウィトゲンシュタインの哲学から、画期的なラディカル・デモクラシー論を展開する。

目次

序章 民主主義の逆説

第一章民主主義、権力、「政治的なもの」
 多元主義と近代民主主義
 多元・複数主義、権力、抗争性
 政治的自由主義
 重なり合う合意、あるいは構成的合意
 民主主義と決定不可能性

第二章カール・シュミットと自由民主主義の逆説
 民主主義、同質性、シティズンシップの境界
 民主主義の包摂/排除の論理
 討議民主主義とその欠点
 多元主義とその限界
 シュミットの虚偽のジレンマ

第三章ウィトゲンシュタイン、政治理論、民主主義
 普遍主義対コンテクスト主義
 実質としての民主主義、もしくは手続きとしての民主主義
 民主主義的合意と討議的多元主義
 ウィトゲンシュタインと責任

第四章闘技的民主主義モデルのために
 討議民主主義――その目標
 多元主義からの逃走
 民主義への忠誠――どちらの?
 「闘技的」民主主義モデルのために

第五章対抗者なき政治?
 対立と現代デモクラシー
 政治と政治的なもの
 グローバリゼーションを問題化する
 左翼と平等
 新しい左翼のプロジェクト

結論 民主主義の倫理

解題=ラディカル・デモクラシー論の現在

著者プロフィール

シャンタル・ムフ  (シャンタル・ムフ)  (

ウェストミンスター大学民主主義研究所教授(政治理論)。ラディカル・デモクラシー論を展開し、非合理主義的アプローチによる政治理論、闘技的民主主義論を提唱。
主要著作:『ポスト・マルクス主義と政治』(大村書店、復刻新版、2000年)、『政治的なるものの再興』(日本経済評論社、1988年)、編者に『カール・シュミットの挑戦』(風行社、2006年)などがある。

葛西 弘隆  (カサイ ヒロタカ)  (

1993年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、1999年東京外国語大学大学院地域文化研究科単位取得退学、博士(学術)、現在、津田塾大学学芸部国際関係学科助教授(政治学、思想史)。論文に『デモクラシーと主体性 丸山眞男の民主主義論再考』『思想』1999年2月号など。

上記内容は本書刊行時のものです。