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電源防衛戦争
四六判
348ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年9月28日
- 登録日
- 2019年9月5日
- 最終更新日
- 2024年1月25日
書評掲載情報
2020-01-19 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
電気をつくる、電気を売る――そこには必ず紛争と抗争が勃発する。
自ら作った発電所を戦前の国策会社に吸収され、戦後取り戻そうと戦い続けた加藤金次郎。
官僚による電力の統制に抵抗し続けた「電力の鬼」松永安左ェ門。
発電所の労働組合と共産党の弱体化のために攪乱工作した右翼活動家・田中清玄。
原子力発電を特急で日本に導入しようとした正力松太郎と中曽根康弘。
利権を食い合う議員と有力者たちと占領軍の思惑……そして原発への途。
戦後の電気業界再編の内幕をスキャンダラスな事件をもとに描く骨太のノンフィクション。
【もくじ】
序 敗戦の夜
一 日発総裁、殺人未遂で訴えられる
二 スキャンダラスな風景― 電力事業再編成の攻防
三 受難に立つ加藤金次郎
四 電力飢饉と電源開発
五 次男坊と原子力
六 停電と機関銃― 電源防衛戦 PART1
七 電源防衛隊、二つの活動― 電源防衛戦 PART2
八 民主と修養― 電源防衛戦 PART3
九 原子力特急・正力松太郎
十 最終戦争の時代と原子力
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。