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みんなで決めた「安心」のかたち   五十嵐泰正(著/文) - 亜紀書房
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みんなで決めた「安心」のかたち   (ミンナデキメタアンシンノカタチ) ポスト3.11の「地産地消」をさがした柏の一年 (ポストサンテンイチイチノジサンジショウヲサガシタカシワノイチネン)

社会一般
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発行:亜紀書房
四六判
260ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7505-1230-3   COPY
ISBN 13
9784750512303   COPY
ISBN 10h
4-7505-1230-3   COPY
ISBN 10
4750512303   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2012年10月11日
最終更新日
2023年3月15日
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書評掲載情報

2018-03-04 産經新聞  朝刊
評者: 木村衣有子(文筆家)
2013-12-22 読売新聞
評者: 開沼博(社会学者、福島大学特任研究員)
2013-01-06 読売新聞
評者: 開沼博(社会学者、福島大学特任研究員)
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紹介

ホットスポットで築かれた〈信頼〉
東京の東側におけるカルチャーの発信地であり、ベッドタウンとしても発展
を続けてきた千葉県柏市。その暮らしやすさの背景にあったのが「地産地
消」でした。しかし、放射能汚染により「地」と「産」と「消」の信頼は分断され
ました。
しかし柏の住民と生産者、流通業者と飲食店主の四者は、自ら安心と信頼
を再構築する道を選びます。「『安全・安心の柏産柏消』円卓会議」では、利
害の異なる人たちが熟議により「安全」のルールをつくり、協働により「安
心」を発信しつづけています。
一緒に土壌を測定し、野菜を測定し、売り場とリンクしたホームページで情
報公開を行う……お題目で終わりがちな「地産地消」を危機のさなかから
実現した柏の一年間を、ドキュメントや関係者のインタビューなどで克明
に再現。
「食」「安全」「地域」「熟議」……普遍的な問題へのひとつの答えを、柏が全
国に向けて投げかけます。

目次

はじめに―安心をみんなでつくる
1章 円卓会議の一年
 ■コラム 私たちがきめた計測方法
2章 参加者たち、それぞれの一年
 ■インタビュー:円卓会議、参加者たちのそれぞれの一年
3章 私たちが目指すもの 五十嵐泰正
 私たち自身が決めた基準値―20bq/kgの意義
 「安心」へのコミットメント
 生産者と消費者のどちらも得になる循環
 TPP以降を見据えて―信頼をベースにした新しい地域農業へ
 ローカル対グローバルの二項対立を越える など
おわりに:「熟議」は不可能ではない

著者プロフィール

五十嵐泰正  (イガラシヤスマサ)  (著/文

筑波大学大学院人文社会系准教授。専門は都市社会学・ 国際移動論。生まれてこのかた38年間暮らしてきた柏市で、音楽や手づくり市などのイベントを数多く行ってきた「ストリート・ブレイカーズ」に05年より参加、まちづくりに実践的に関わる。編著に『労働再審2 ――越境する労働と〈移民〉』(大月書店)。『エコノミスト』『POSSE』『現代思想』、ウェブサイト「シノドスジャーナル」などにも寄稿。

「 安全・安心の柏産柏消」円卓会議  (アンゼン・アンシンノカシワサンカシワショウエンタクカイギ)  (著/文

柏の若手商工業者や農家により結成されたストリートブレイカー
ズの声かけにより、2011年7月に発足した、消費者・生産者・流通
業者・飲食業者の四者会議。安全基準や測定方法、情報公開など
をひとつひとつ決めて実行することで、放射能対策にとどまらない
柏野菜のブランディングを目指す。

上記内容は本書刊行時のものです。