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直接取引:なし
ドローンの哲学
遠隔テクノロジーと〈無人化〉する戦争
原書: Théorie du drone
発行:明石書店
四六判
352ページ
並製
価格
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年8月
- 書店発売日
- 2018年8月1日
- 登録日
- 2018年6月14日
- 最終更新日
- 2018年8月10日
書評掲載情報
2021-12-12 |
読売新聞
朝刊 評者: 小川さやか(立命館大学教授・文化人類学者) |
2018-09-09 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 宮田律(現代イスラム研究センター理事長) |
2018-08-05 | 読売新聞 朝刊 |
2018-08-04 |
朝日新聞
朝刊 評者: 片山杜秀(慶應義塾大学教授・政治思想史) |
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紹介
ドローンは世界中を戦場に変え、戦争は「人間狩り(マンハント)」となる。その影響は軍事だけでなく、心理、地理、倫理、法律、政治等々、われわれの社会を大きく変えるだろう。本書は、ドローンがもたらす帰結とは何か、「哲学」的に考察する。
目次
プレリュード
序文
第1章 技術と戦術
1 過酷な環境での方法論
2 〈捕食者〉の系譜学
3 人間狩りの理論的原理
4 監視することと壊滅させること
5 生活パターンの分析
6 キル・ボックス
7 空からの対反乱作戦
8 脆弱性
第2章 エートスとプシケー
1 ドローンとカミカゼ
2 「他の人々が死にますように」
3 軍事的エートスの危機
4 ドローンの精神病理学
5 遠隔的に殺すこと
第3章 死倫理学
1 戦闘員の免除特権
2 人道的な武器
3 精緻化
第4章 殺害権の哲学的原理
1 心優しからぬ殺人者
2 戦闘のない戦争
3 殺害許可証
第5章 政治的身体
1 戦時でも平時でも
2 民主主義的軍国主義
3 戦闘員の本質
4 政治的自動機械の製造
エピローグ――戦争について、遠くから
訳者解題 〈無人化〉時代の倫理に向けて
注
上記内容は本書刊行時のものです。