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兵士とセックス メアリー・ルイーズ・ロバーツ(著) - 明石書店
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兵士とセックス (ヘイシトセックス) 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? (ダイニジセカイタイセンカノフランスデベイヘイハナニヲシタノカ)
原書: What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France

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発行:明石書店
四六判
436ページ
上製
定価 3,200 円+税   3,520 円(税込)
ISBN
978-4-7503-4234-4   COPY
ISBN 13
9784750342344   COPY
ISBN 10h
4-7503-4234-3   COPY
ISBN 10
4750342343   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年8月
書店発売日
登録日
2015年8月21日
最終更新日
2015年8月24日
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書評掲載情報

2015-10-11 朝日新聞
評者: 荻上チキ(「シノドス」編集長、評論家)
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紹介

1944年夏、フランス・ノルマンディーにアメリカ軍がさっそうと乗り込んだ。連合国軍の一員としてフランスを解放するために。しかし、彼らが行ったのはそれだけではなかった。売買春、レイプ、人種差別……。いま明かされる驚愕の真実とは!

目次

 はじめに

Ⅰ 恋愛

 1 兵士、解放者、旅行者
  救出と死が入り交じった超現実的な光景
  戦争の危険で支離滅裂なざわめき
  死のにおい
  フランス語の国
  フランスの女の子は簡単

 2 男らしいアメリカ兵(GI)という神話
  戦う目的はここにある
  アイオワの女性はパリのキスがお嫌い
  女たちを隠さねばならなかった
  明日に目を向けて

 3 一家の主人
  解放のトラウマ
  臆病者とチンピラ
  彼らは本物の男だった
  もう一度、男になる
  フランスの主権に対する耐え難い侵害

Ⅱ 売買春

 4 アメリロットと売春婦
  農民たちとの卵の取引
  おれたちに借りはないのか?
  フランス人は自己アピールに無頓着
  ボニシュの時代

 5 ギンギツネの巣穴
  ナチスの制度
  もぐりの売春への流れ
  新たな売春婦
  ピガール通りの危険
  性の地政学
  死が付きまとうなかで生じた渇望

 6 危険で無分別な行動
  健康は勝利
  性行為の人気がなくなるわけがない
  生命に逆らうこと
  フランスのような場所で任務を遂行すること
  言語道断であり、まったくもって耐え難い醜態
  兵士たちのらんちき騒ぎの舞台
  永久不変の無秩序がはびこる

Ⅲ レイプ

 7 無実の受難者
  レイプの人種化
  犯人確認の問題
  証人の信頼性の問題
  誤解の問題
  首つり縄の再来
  ノルマンディーでの「内輪の話」
  パリの孤児

 8 田園の黒い恐怖
  一九四四年の大恐怖
  アメリカ人によって黒く汚れた
  黒い脅威の再来
  ここは有色人用の特別な刑務所か?

 おわりに 二つの勝利の日
 謝辞

 監訳者解題

 注

前書きなど

監訳者解題[佐藤文香]


 本書は、Mary Louise Roberts, What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France(Chicago: University of Chicago Press, 2013) の全訳である。
 著者メアリー・ルイーズ・ロバーツは、一九七七年にリベラル・アーツの名門ウェズリアン大学で歴史学を学び優等で卒業した後、一九八〇年にサラ・ローレンス大学で女性史の修士号を、一九九〇年にブラウン大学で歴史学の博士号を取得した。その後、スタンフォード大学の助教、准教授を経て、二〇〇二年よりウィスコンシン大学マディソン校の歴史学教授を務めている。
 本書は、フランス史およびジェンダー史を専門とする著者にとって三冊目の単著であり、米仏の公文書館や軍隊・警察の膨大な一次史料を用いて、第二次世界大戦下のフランスで米軍兵士たちが何をしたのかを、ジェンダーとセクシュアリティの視点から読みなおした労作である。米兵とフランス人女性との性的な関係が米仏関係といかに密接にかかわっていたのかが本書を貫くテーマであり、著者はその関係を恋愛、売買春、レイプという三つの位相に分けて記述している。

 (…後略…)

著者プロフィール

メアリー・ルイーズ・ロバーツ  (ロバーツ,メアリー・ルイーズ)  (

ウィスコンシン大学マディソン校歴史学教授。ウェズリアン大学卒業、サラ・ローレンス大学で修士号、ブラウン大学で博士号を取得。専門はフランス史およびジェンダー史。
主な著作には、ジョアン・ケリー記念賞を受賞したCivilization without Sexes: Reconstructing Gender in Postwar France, 1917-1927 (Chicago: University of Chicago Press, 1994)、Disruptive Acts: The New Woman in Fin de Siecle France (Chicago: University of Chicago Press, 2002)などがある。

佐藤 文香  (サトウ フミカ)  (監訳

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は、ジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学。
主な業績に、『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』(慶應義塾大学出版会、2004年)、“A Camouflaged Military: Japan's Self-Defense Forces and Globalized Gender Mainstreaming”, The Asia-Pacific Journal, 10-36-3 (September 2012)、「ジェンダーの視点から見る戦争・軍隊の社会学」福間良明・野上元・蘭信三・石原俊編『戦争社会学の構想――制度・体験・メディア』(勉誠出版、2013年)、翻訳に、シンシア・エンロー著・上野千鶴子監訳『策略――女性を軍事化する国際政治』(岩波書店、2006年)などがある。

西川 美樹  (ニシカワ ミキ)  (

東京女子大学文理学部英米文学科卒業。外資系製薬会社(現グラクソ・スミスクライン)の社内翻訳者を経て、フリーランスの実務・出版翻訳者となる。訳書に『フィンランドの歴史』(2008年、共訳)、『若者問題の社会学――視線と射程』(2013年)、『アメリカのろう者の歴史――写真でみる〈ろうコミュニティ〉の200年』(2014年)(以上、明石書店)、『愛のための100の名前――脳卒中の夫に奇跡の回復をさせた記録』(2015年、亜紀書房)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。