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実践 韓国語中級会話 西上 鈴江(著) - 明石書店
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実践 韓国語中級会話 ミョンスの日本旅行記

発行:明石書店
四六判
136ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7503-1960-5
Cコード
C0087
一般 単行本 各国語
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2004年8月
書店発売日
登録日
2010年7月26日
最終更新日
2010年7月26日
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紹介

韓国からやってきた友だちミョンスに日本の観光地,食べ物,文化をどうやって伝えていくのか。さまざまな場面を想定して会話する楽しい中級会話実践編。

目次

1 下関国際ターミナルにて
2 下関駅にて(1)――ふぐ
3 下関駅にて(2)――アサガオ、和太鼓
4 新幹線のホームにて(1)――新幹線
5 新幹線のホームにて(2)――元号、天皇
6 新幹線の中で(1)――冷戦時代の地図
7 新幹線の中で(2)――地域感情
8 新幹線の中で(3)――方言、地域の特色
9 新幹線の中で(4)――お弁当
10 京都に着いて――交通、高校生
11 定期観光バスに乗って(1)――学生時代
12 定期観光バスに乗って(2)――飲酒、魚の食べ方
13 定期観光バスに乗って(3)――舞妓
14 旅館で――風呂、漢字
15 映画村で(1)――扮装
16 映画村で(2)――食事のマナー
17 映画村で(3)――演劇、歌舞伎
18 広隆寺にて――渡来人、路面電車
19 茶道――茶道の歴史、マナー
20 本屋へ――ストリートミュージシャン、学級委員、サッカー
21 牛丼屋で――金券ショップ、金利
22 新京極で――土産
23 金閣寺で――金閣寺、銀閣寺、建築様式、宗教観
24 帰りの新幹線で――地震、政治、日本人の意識
25 帰路――日本の男性、女性の意識
あとがき

前書きなど

あとがき 「中級向けの韓国語教材を作りたい」と名古屋の韓国語教室・ハングル語学堂で言った時、経営者でこの本の監修者・金大年(キム・デニョン)氏は一瞬、絶句した。無理もなかった。当時の私は授業の前に1時間、先生を質問責めにするほど勉強熱心だったが、過去形や連体形の作り方もわかってない、やっと中級レベルに入ったばかりの生徒だったのだ。 大学教授でもないのにそんなことできるだろうか-と私自身思わないでもなかったが、とにかく知りたいのにどの本にも出て来なかった表現を盛り込んでダイアローグを書き始めた。 とはいえ、実力のない私のこと、辞書や他の教材をひっくり返して訳文を作っても「この場合、ニュアンスが違う」「今ではこの表現はあまり使わない」と、5人の先生に見せれば5通りに直されるし、先生や本によって表記の仕方が違ったりして、どれを採用すればいいかわからないことも多々あった。また、執筆の途中、「ああ疲れた、ちょっと休みたい」と思っても、何かが私の手を取って「もう少し! あと3ページ!」と続きをやらせるような感じで、途中でやめられないこともしょっちゅうだった。-「解体新書」を翻訳した杉田玄白や前野良沢も、こんなふうに「何か」にとりつかれていたに違いない。いくら世の中の役に立つという信念があったとはいえ、オランダ語がほとんどできないのに翻訳を完成させたのだから。それに比べれば私には辞書もあるし先生もいる。よほど恵まれている-と、何の縁もゆかりもない偉大なる先人に親しみを感じたりした。 そうこうしているうちに、過去形や連体形の作り方がわかってきた。「~でしょう?」「~じゃない?」「~してごらん」「~かもしれないね」など、当初知りたかった表現も身について、ハングル能力検定3級に合格した。(つまり、この本でよく勉強していただければ3級相当の力がつくということである)。結局、「大学教授でもないのに教材を作るなんて無理だよ」という声は一度も聞かぬまま、こうして完成した……今 思えば、私の手を取ってこの本を書かせた「何か」とは、この本を必要として下さっているみなさんの「想い」ではなかったでしょうか。何をやっても中途半端で苦手なことから逃げ回っていた私が、くじけることもなく、周りの人の応援をいただいて完成させることができたのです。また、「必要な能力・資質・条件は挑戦しているうちに備わってくる」ということも身をもって学ぶことができました。それもこれもみなさんの「想い」=向学心のおかげと深く感謝しております。この本が少しでもみなさんの韓国語学習のお役に立てれば幸いです。2004年6月 著者

著者プロフィール

西上 鈴江  (ニシガミ スズエ)  (

1971年生まれ。名古屋市出身。京都外国語大学英米語学科卒業。
2001年に映画「JSA」を観てから韓国語に興味をもち、学習を始める。独学で初級レベル修了後、適当な中級テキストがなく手さぐり状態で学習を継続。本格的な学習から5カ月後、中級レベルで日本を紹介できるテキストの必要性を感じ、本書を執筆。その後も一学習者の立場からテキストを製作している。

上記内容は本書刊行時のものです。