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朝廷の戦国時代 神田 裕理(著/文) - 吉川弘文館
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朝廷の戦国時代 (チョウテイノセンゴクジダイ) 武家と公家の駆け引き (ブケトクゲノカケヒキ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
288ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-642-08360-7   COPY
ISBN 13
9784642083607   COPY
ISBN 10h
4-642-08360-X   COPY
ISBN 10
464208360X   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C1021  
1:教養 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年8月1日
最終更新日
2019年9月27日
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書評掲載情報

2022-06-18 朝日新聞  朝刊
評者: 澤田瞳子(小説家)
2019-12-08 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

戦国大名が群雄割拠し、天下統一へと歩みを進めていた時代、天皇や公家たちはいかなる存在であったのか。武家の頂点にあった足利将軍や信長・秀吉・家康といった天下人が、天皇・公家たちと政治的交渉を繰り広げ、互いに利益を求めつつ利用し合った実態を明らかにする。朝廷は「武家の傀儡」とするイメージを覆し、天皇・公家の主体性を再評価する。

目次

プロローグ 影の薄い天皇と公家衆/足利将軍と朝廷(公家衆のさまざまな動き〈戦国最末期の足利将軍と公家衆/公武をつなぐ御台所〉/裁判と相論〈二つの裁判所―「裁判所」としての幕府と朝廷/幕府と朝廷が裁定した相論/相論にみる朝廷と将軍たちの対応―禁裏大工職をめぐって〉/儀礼から見る将軍と天皇・公家衆との関係〈将軍の献上と天皇の下賜/足利義昭による天皇との関係づくり/足利義昭による公家衆との関係づくり〉)/織田信長と朝廷(信長の朝廷対応〈戦国時代の改元/信長の講和交渉〉以下細目略/朝廷の政務運営と信長/信長と天皇・公家衆との交流)/豊臣政権と朝廷(秀吉の朝廷対応/豊臣政権と天皇・公家衆との交流/秀頼と家康―二人の「武家」と朝廷/家康の対朝廷政策)/エピローグ 戦国期朝廷の実像

著者プロフィール

神田 裕理  (カンダ ユリ)  (著/文

1970年、東京都生まれ。1998年、日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期満期退学。元京都造形芸術大学非常勤講師。※2019年9月現在
【主要編著書】『戦国・織豊期の朝廷と公家社会』(校倉書房、2011年)、『戦国・織豊期朝廷の政務運営と公武関係』(日本史史料研究会、2015年)、『伝奏と呼ばれた人々―公武交渉人の七百年史―』(編、ミネルヴァ書房、2017年)

上記内容は本書刊行時のものです。