..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
朝廷の戦国時代
武家と公家の駆け引き
発行:吉川弘文館
四六判
288ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2019年9月27日
- 登録日
- 2019年8月1日
- 最終更新日
- 2019年9月27日
書評掲載情報
2022-06-18 |
朝日新聞
朝刊 評者: 澤田瞳子(小説家) |
2019-12-08 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
紹介
戦国大名が群雄割拠し、天下統一へと歩みを進めていた時代、天皇や公家たちはいかなる存在であったのか。武家の頂点にあった足利将軍や信長・秀吉・家康といった天下人が、天皇・公家たちと政治的交渉を繰り広げ、互いに利益を求めつつ利用し合った実態を明らかにする。朝廷は「武家の傀儡」とするイメージを覆し、天皇・公家の主体性を再評価する。
目次
プロローグ 影の薄い天皇と公家衆/足利将軍と朝廷(公家衆のさまざまな動き〈戦国最末期の足利将軍と公家衆/公武をつなぐ御台所〉/裁判と相論〈二つの裁判所―「裁判所」としての幕府と朝廷/幕府と朝廷が裁定した相論/相論にみる朝廷と将軍たちの対応―禁裏大工職をめぐって〉/儀礼から見る将軍と天皇・公家衆との関係〈将軍の献上と天皇の下賜/足利義昭による天皇との関係づくり/足利義昭による公家衆との関係づくり〉)/織田信長と朝廷(信長の朝廷対応〈戦国時代の改元/信長の講和交渉〉以下細目略/朝廷の政務運営と信長/信長と天皇・公家衆との交流)/豊臣政権と朝廷(秀吉の朝廷対応/豊臣政権と天皇・公家衆との交流/秀頼と家康―二人の「武家」と朝廷/家康の対朝廷政策)/エピローグ 戦国期朝廷の実像
上記内容は本書刊行時のものです。