版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
沖縄戦を知る事典 吉浜 忍(編集) - 吉川弘文館
..
【利用不可】

沖縄戦を知る事典 (オキナワセンヲシルジテン) 非体験世代が語り継ぐ (ヒタイケンセダイガカタリツグ)

歴史・地理
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:吉川弘文館
A5判
222ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-642-08352-2   COPY
ISBN 13
9784642083522   COPY
ISBN 10h
4-642-08352-9   COPY
ISBN 10
4642083529   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C1521  
1:教養 5:事・辞典 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月1日
書店発売日
登録日
2019年4月3日
最終更新日
2019年6月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2020-06-20 朝日新聞  朝刊
評者: 戸邉秀明(東京経済大学教授・日本近現代史)
2019-06-23 東京新聞/中日新聞  朝刊
2019-06-23 毎日新聞  朝刊
2019-06-22 朝日新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

アジア太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ戦闘が展開され、「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄。戦闘経過、住民被害の様相、「集団自決」の実態など、67項目からその全体像を明らかにする。豊富な写真が体験者の証言や戦争遺跡・慰霊碑などの理解を高め、今も残る沖縄戦の姿をリアルに感じる構成。?なぜ今沖縄戦か?を私たちに語りかけてくる読む事典。

目次

はじめに…吉川由紀/テーマ別解説(Ⅰ どうして今、沖縄戦なのか〈今、なぜ沖縄戦を学ぶのか/沖縄戦と今日の基地問題 他〉/Ⅱ 沖縄戦とはどのようなものだったのか〈どうして沖縄が戦場になったのか/戦時下の沖縄の人々 他/【コラム】①サイパン島の戦争②軍事一色の住民生活③ある渡嘉敷島出身者の戦争・戦後体験④明暗を分けた中部の住民体験⑤地獄を見た護郷隊員⑥戦場をさまよう⑦米軍の航空作戦〉/Ⅲ 沖縄戦の諸相〈疎開と引き揚げ/沈められた船 他/【コラム】⑧ヤーサン・ヒーサン・シカラーサン⑨渡嘉敷島の「集団自決」を伝える⑩ガマでの避難生活⑪沖縄に残された日本軍「慰安婦」⑫沖縄戦と移民(1)引き裂かれた兄弟⑬沖縄戦と移民(2)警戒され利用され〉Ⅳ 人々の沖縄戦体験〈家族にとっての沖縄戦/防衛隊 他/【コラム】⑭男子学徒隊員の証言⑮女子学徒隊員の証言⑯仲宗根政善の戦中戦後⑰戦火の御真影奉護隊〉/Ⅴ 沖縄戦が残したもの〈奪われた故郷/戦没者の追悼と援護法 他/【コラム】⑱すべての戦没者を追悼する平和の礎⑲不発弾処理にあと七〇年⑳ウルトラマンと金城哲夫〉)/おわりに…普天間朝佳/〔付録〕読書ガイド/博物館・祈念館ガイド/歩いて学べる戦跡コース/兵器ガイド

著者プロフィール

吉浜 忍  (ヨシハマ シノブ)  (編集

1949年、宮古島市伊良部に生まれる。1972年、大阪教育大学卒業。高校教師、沖縄国際大学教授を経て、現在、沖縄県史編集委員会委員長。 ※2019年7月現在
【主要編著書】『沖縄陸軍病院南風原壕』(共著、高文研、2010年)、『沖縄の戦争遺跡』(吉川弘文館、2017年)、『沖縄県史』『豊見城村史』『玉城村史』『北中城村史』『与那原町史』『南風原町史』に沖縄戦関係の論文多数。

林 博史  (ハヤシ ヒロフミ)  (編集

1955年、神戸市に生まれる。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、関東学院大学教授、社会学博士。 ※2021年12月現在
【主な編著書】『沖縄戦 強制された「集団自決」』(吉川弘文館、2009年)『米軍基地の歴史―世界ネットワークの形成と展開』(吉川弘文館、2012年)『暴力と差別としての米軍基地』(かもがわ出版、2014年)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社、2015年)、『沖縄からの本土爆撃』(吉川弘文館、2018年)

吉川 由紀  (ヨシカワ ユキ)  (編集

1970年生まれ。2010年、沖縄国際大学大学院修士課程修了。現在、沖縄国際大学非常勤講師。※2019年7月現在
【主要論文】「沖縄県民の疎開と対馬丸撃沈事件(日本の戦争責任資料センター『戦争責任研究』60、2008年)

上記内容は本書刊行時のものです。