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出版者情報
皇位継承の中世史
巻次:483
血統をめぐる政治と内乱
発行:吉川弘文館
四六判
216ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2019年4月30日
- 書店発売日
- 2019年4月18日
- 登録日
- 2019年3月1日
- 最終更新日
- 2019年4月27日
書評掲載情報
2019-06-29 |
朝日新聞
朝刊 評者: 出口治明(立命館アジア太平洋大学学長) |
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紹介
現在では常識とされる皇位の父子継承は、いつから、どのように行われたのか。天皇親政から摂関政治、院政へと移り変わる政治制度や、鎌倉幕府滅亡、南北朝内乱など、譲位や即位に武士が深く関わった事象を読み解き、皇位継承の実態に迫る。天皇と権力・親族との関係を軸に歴史の流れをとらえ、目まぐるしく展開した中世政治史を明快に描き出す。
目次
皇位継承を左右したもの―プロローグ/古代の皇位継承(古代の皇位継承の原理/皇位継承と摂関政治)/皇位継承と院政(院政の成立と皇位継承/皇位の父子継承の確立)/皇位継承と武士(平氏政権と皇位継承/治承~文治の内乱と皇位継承/鎌倉初期の朝幕関係と承久の乱)/皇統の分裂(承久の乱の影響/元寇と両統迭立/両統迭立と鎌倉幕府滅亡)/南北朝内乱と皇位継承(南北朝内乱の勃発/南北朝合一と皇位継承)/権力から切り離された皇位継承―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。