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出版者情報
空洞のなかみ
発行:毎日新聞出版
四六判
224ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2020年10月24日
- 登録日
- 2020年9月1日
- 最終更新日
- 2020年10月2日
書評掲載情報
2020-11-29 |
産經新聞
朝刊 評者: 永井多恵子(演劇ジャーナリスト) |
2020-11-28 | 日本経済新聞 朝刊 |
2020-10-24 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
物書き松重豊、誕生!
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。
連作短編小説12編+エッセイ25編を収録。
『孤独のグルメ』『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』『きょうの猫村さん』などさまざまな映画、ドラマで注目を集める著者の初の書籍。書き下ろし連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌「サンデー毎日」の連載エッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2種を収録。演者だからこそ描くことができた心象風景を、独自の軽妙洒脱な筆致で表現。「サンデー毎日」連載時から人気を呼んだ旭川在住のイラストレーターあべみちこによるイラストが彩りを添える。
「あ、そや、空っぽとな、無、ちゅうのは違うもんなんやで」
そう言って老人は烏丸御池のバス停で降りて行った。
二つの言葉がぐるぐる回る。
あの日からか、自分の仕事が分からなくなった。
(『愚者譫言』プロローグ 「バスの中」より)
上記内容は本書刊行時のものです。