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ぜんぶ本の話 池澤夏樹(著/文) - 毎日新聞出版
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ぜんぶ本の話 (ゼンブホンノハナシ)

文芸
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四六判
224ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-620-32634-4   COPY
ISBN 13
9784620326344   COPY
ISBN 10h
4-620-32634-8   COPY
ISBN 10
4620326348   COPY
出版者記号
620   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年4月24日
最終更新日
2020年6月11日
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書評掲載情報

2020-08-08 毎日新聞  朝刊
評者: 持田叙子(日本近代文学研究者)
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紹介

はじめて読んだ本をおぼえていますか?

ページをめくれば溢れだす、しあわせな時間と家族の思い出。さあ本の国へ旅にでよう――。          
本書は、文学者の父・池澤夏樹と声優、エッセイストの娘・池澤春菜のふたりが、「読書のよろこび」を語りつくした対話集です。                      
「本は生きもの」と語る父。「読書の根本は娯楽」と語る娘。
児童文学からSF、ミステリーまで、数多くの本を取り上げ、その読みどころと楽しみかたを伝えます。
池澤家の読書環境やお互いに薦めあった本、夏樹さんの父母(春菜さんの祖父祖母)である作家・福永武彦や詩人・原條あき子について等、さまざまな話題が登場。
さらに巻末にはエッセイ「福永武彦について」(池澤夏樹)、「ぜんぶ父の話」(池澤春菜)も特別収録しています。


【登場する作家と作品(一部)】
E・ファージョン『ムギと王さま』、E・ケストナー『エーミールと探偵たち』、サンテグジュペリ『星の王子さま』、R・アームストロング『海に育つ』、K・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』、W・ギブスン『ニューロマンサー』、A・マキャフリー『歌う船』、松本清張『点と線』、C・オコンネル『ゴーストライター』、J・ル・カレ『スマイリーと仲間たち』、福永武彦『死の島』、『マチネ・ポエティク詩集』......

目次

まえがき
Ⅰ 読書のめざめ 児童文学1
Ⅱ 外国に夢中! 児童文学2
Ⅲ 大人になること 少年小説
Ⅳ すべてSFになった SF1
Ⅴ 翻訳書のたのしみ SF2
Ⅵ 謎解きはいかが? ミステリー
Ⅶ 読書家三代 父たちの本
エッセイ〈父の三冊〉
「福永武彦について」「ぜんぶ父の話」
あとがき

著者プロフィール

池澤夏樹  (イケザワナツキ)  (著/文

池澤夏樹(いけざわ・なつき)一九四五年生まれ。
作家、詩人。小説、詩やエッセイのほか、翻訳、紀行文、書評など、多彩で旺盛な執筆活動を続けている。また二〇〇七年から二〇二〇年にかけて、『個人編集 世界文学全集』、『個人編集 日本文学全集』(各全三十巻)を手がける。著書に『スティル・ライフ』、『マシアス・ギリの失脚』、『池澤夏樹の世界文学リミックス』、『いつだって読むのは目の前の一冊なのだ』など多数。

池澤春菜  (イケザワハルナ)  (著/文

池澤春菜(いけざわ・はるな)一九七五年生まれ。
声優・歌手・エッセイスト。幼少期より年間三百冊以上の読書を続ける読書狂。とりわけSFとファンタジーに造詣が深い。お茶やガンプラ、きのこ等々、幅広い守備範囲を生かして多彩な活動を展開中。著書に『乙女の読書道』、『SFのSは、ステキのS』、『最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内』、『はじめましての中国茶』、『おかえり台湾』(高山羽根子との共著)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。