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9月1日 母からのバトン 樹木 希林(著/文) - ポプラ社
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9月1日 母からのバトン (クガツツイタチハハカラノバトン)

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発行:ポプラ社
四六判
287ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-591-16360-3   COPY
ISBN 13
9784591163603   COPY
ISBN 10h
4-591-16360-1   COPY
ISBN 10
4591163601   COPY
出版者記号
591   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年7月5日
最終更新日
2019年8月14日
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書評掲載情報

2019-12-08 読売新聞  朝刊
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紹介

どうか、生きて。

■内容
「死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子どもが自殺してしまう日なの」

2018年9月1日、病室の窓の外に向かって、言葉を詰まらせながらつぶやいた母。遺された娘は考える。彼女はいったい何を伝えたかったのだろうか。


本書は樹木希林さんが遺した言葉と、それを受けて内田也哉子さんが考え、対話し、その末に紡ぎだした言葉をまとめた一冊だ。この「ままならない人生を生きる意味」とは何なのか。今、生きづらさを感じるすべての人に贈りたい「命」の物語。

■目次
まえがき(内田也哉子)

第一部  樹木希林が語ったこと
インタビュー「難の多い人生は、ありがたい」
トークセッション「私の中の当り前」

第二部  内田也哉子が考えたこと
対話1 石井志昂さん(『不登校新聞』編集長)――樹木希林の最期、9月1日への想い
対話2 Eさん(20歳女性・不登校経験者)――「あなたのその苦しみは、正当なんだよ」
対話3 志村季世恵さん(バースセラピスト)――“底”にいたときの感覚を忘れないで
対話4 ロバート キャンベルさん(日本文学研究者)――その指を、なんのために使うのか

あとがき(内田也哉子)

■プロフィール
樹木希林
1943年東京生まれ。女優活動当初の名義は悠木千帆、後に樹木希林と改名。文学座の第1期生となり、テレビドラマ「七人の孫」で森繁久彌に才能を見出される。61歳で乳がんにかかり、70歳の時に全身がんであることを公表した。夫でロックミュージシャンの内田裕也との間に、長女で文章家の内田也哉子がいる。CM、テレビ、映画に幅広く出演し、様々な俳優賞を始め、紫綬褒章、旭日小綬章を受賞。2018年9月15日に逝去、享年75歳。

内田也哉子
1976年東京生まれ。文章家、音楽ユニットsighboatメンバー。夫で俳優の本木雅弘との間に2男1女をもうける。長男はモデルのUTA。著書に『ペーパームービー』(朝日出版社)、『会見記』『BROOCH』(共にリトルモア)、志村季世恵との共著に『親と子が育てられるとき』(岩波書店)。翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)など。連載「Blank Page」を『週刊文春WOMAN』にて寄稿中。

企画協力
NPO法人全国不登校新聞社
NPO法人東京シューレ
NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク

上記内容は本書刊行時のものです。