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近代日本における読書と社会教育
図書館を中心とした教育活動の成立と展開
A5判
376ページ
上製
定価
5,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年2月
- 書店発売日
- 2011年2月16日
- 登録日
- 2011年1月11日
- 最終更新日
- 2014年5月22日
紹介
教育者と被教育者の関係性のなかで、「読書」はどのようにして「教育」に転化していくのか。わが国において読書が普及し始める1900年代から大衆化する1960年代までを対象とし、読書行為の普及を近代日本教育史の視点から跡づける。性差・階層差・地域差の問題をも視野に入れつつ、教育への関心から読書行為の意義を捉えかえすアプローチを通して、「近代教育」の問題性にもおよぶ意欲的研究。〔読書論・社会教育〕
目次
刊行に寄せて 米山光儀
序 章 教育問題としての読書
第一章 近代化と読書行為の普及
第二章 教育的営為としての読書
──社会教育成立との関連で
第三章 都市公共図書館における教育活動の模索
──今澤慈海の図書館論を視点として
第四章 戦時下における読書指導の展開
──長野県を中心として
第五章 戦後における読書活動の展開
終 章 近代日本における読書の教育的位置づけ
資料編
参考文献・資料
謝 辞
索 引
版元から一言
・社会教育の視点から読書政策・図書館活動・読書運動の思想と実践を追究した意欲的研究です。
上記内容は本書刊行時のものです。